ありんご夫婦旅行

★毎週水曜日更新★

91 宮崎県:初詣は洞窟の神社、鵜戸神宮

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2019年1月2日

 

 

 

こんにちは(*^^*)毎週水曜日更新のブログ、今回は宮崎県に帰省中初詣に行っただけの内容です。いやほんと家から神社に直行直帰して来ました。内容ペラッペラです!

 

鵜戸神宮駐車場

宮崎駅周辺から鵜戸神宮までは車で約1時間。駐車場は3ヵ所あります↓

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いつもは③に止めて階段や洞窟を歩いていきますが、今回は③も②も満車のようで①の駐車場へ案内されました。

 

駐車場から「鵜戸山一本杉」の方の道を通ります。初めてここに停めたため、②の駐車場の方へ抜けようともしましたが、ほかの方が歩いているのを見て付いて行く事にしました。

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歩いていると、大きな木がありました。これがGoogleマップにも載っていた、鵜戸山一本杉ですね!ただ倒れているのではなく屋根や柱があることから、展示されているのかなぁと察知。文字だけ見た時には今も立っている木かと思いました。

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説明書き

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「鵜戸山一本杉について」

 

此の神域には柱昔より三本杉の神木と称された老杉が天空にそびえて遠く海上より眺められ沖に行く人等は鵜戸神宮を拝し海上安全大漁を祈ったと言う。

其の三本杉も風潮害と昆虫により二本は隠滅し今は一本の老杉のみが残り昭和45年12月3日日南市の天然記念物として指定されていたが平成2年9月19日の台風19号の直撃を受け折倒したので同年10月18日を以て文化財指定を解除されたが老杉の隠滅を惜しみ根元を残し尸史を永く止めんとするものである 鵜戸神宮社務所

 

元々3本杉だったんですね。もう見ることは出来ませんが、海から見えるその姿を拝んでみかったです。

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このスグ右は海。

神門をくぐります

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神門の名前は地図などにも表記されているのですが、神門より大きな奥の門の名まえが見つけきれません…。

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青空に映えます♪この門にはその年の干支が、絵馬状に飾られています。年末年始には門の左手に古い御札を納める場所が設置されています。

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鵜戸神宮は小学生の頃から毎年来ている神社です。祖父の頃から来ていたみたいで、家族みんなの思い入れのある場所です。

 

鵜戸神宮は地元の人からは鵜戸さんとも呼ばれます♪私の家族もそう呼んでいました。海岸沿いに色鮮やかな御本殿があり、珍しい景観を楽しめます。ちなみに大正の初めごろまで結婚すると鵜戸神宮へお参りをする習わしもあったようです。

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青い空と、遠くに見える海。宮崎らしいフェニックスや、緑を楽しめます。写真中言う右側の建物で「おちちあめ」も販売しています。お乳岩から滴り落ちる水で作った飴で、母乳が出やすくなるという言い伝えがあるため、出産祝いなどで渡すことも多い飴です。参道入り口だと練り飴状、ここだとドロップス状です!

神使のウサギ

鵜戸神宮の神使はうさぎです☆

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謎にチーかまを持たされていました。一説によると、鵜戸神宮の主祭神・鵜草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)の「鵜」が「卯」→「兎」で兎が神使になったとも言われています。

 

ちなみにウガヤフキアエズノミコトの名前の由来は「出産の際に作ろうとした鵜の羽の産屋が、ふき終わらないうちに産まれた」から名づけられたと言われています。名づけはそんな感じなんですね…(笑)ウガヤフキアエズノミコトは、初代天皇(神武天皇)の父と言われよく名前を聞きます♪

 

初代・神武天皇は宮崎神宮にお祀りされており、「神武さま」という大祭が行われますよ!その際はシャンシャン馬も出て賑やかです♪その際の動画などはユーチューブにもありました♪


令和元年宮崎神宮大祭~宮崎の秋の風物詩『神武さま』

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ほんとにすぐ真横が海なんですよ。潮風が心地良いです。

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参道を歩くこと約2分。

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千鳥橋を渡ります。この橋の下には椅子があり、数人腰掛けることができます。橋の下は秘密基地のような見た目♪↓

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橋を渡ると階段です。手すりは着いていますが、階段の石が昔ながらの感じでデコボコしている為、歩きやすい靴が良いです。雨の日は滑りやすいので必ず手すりを掴んでください(*^^*)

海に面した洞窟へ

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階段をくだりながら波の音に耳を傾けます。階段を下って参拝をする神社というのは全国的に見ても珍しいです。下った先の左手には洞窟。右手には後ほど紹介しますが、運玉を投げる場所があります。運玉については後ほどご紹介致します★

 

↓階段左手の洞窟。

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自然に出来た洞窟の中に本殿があります。洞窟の高さは約9m横幅約38m奥行き約29m

 

神話ではこの洞窟で豊玉姫命が山幸彦との御子(ウガヤフキアエズノミコト)を産んだと伝えられています。※山幸彦は私のブログによく登場する「コノハナサクヤヒメ」の三男坊※豊玉姫命は海神の娘※(ここが浦島太郎伝説と少しかぶる)←海幸山幸の山幸は海の中に釣り針を探しに行くお話があります♪書ききれないので詳細は古事記へ!(*^^*)

 

ちなみに山幸♡豊玉は宮崎県の青島神社にお祀りされていますよ!

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 洞窟は主祭神(ウガヤフキアエズノミコト)の産殿の址と伝えられる霊地です。広さは約300坪。全国から日本民族の祖神誕生の聖地を訪れる参拝者で賑わう場所です。

 

時計回りで参拝します。特に決まってはいませんが、流れ的に左で参拝後、お社をグルって一周するように洞窟を歩きます。

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縁結びや子育て、安産の神様として崇められてきました。

 

お参りした後回る途中にお乳岩があります。先程登場した「おちちあめ」はこの岩から滴り落ちる水で作られています。

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こちらも神話に登場しています。なんと我が子を思う豊玉姫命が自分のおちちを岩にくっつけて行かれたと伝わっています。以前ご紹介した産屋に火を放ったサクヤヒメにしろ…母は強しです。

古事記を図にしました

おちちをくっつけて行った理由ですがまずは家系図を簡単に・・・。すでに今までも出ていますが整理します↓↓

 

はい!ありんご頑張って書いてみました!f:id:aringo_travel:20200804231848j:plain

文字だと厳しいものがありましたので、作成しました。大分簡単かなと!(笑)この画像は保存して頂いても、使用して頂いても大丈夫です♪フリー素材です!ただ、表記が大分簡易的なのでもしなにかトラブルがあっても自己責任でお願いしますね💧

 

そしておちちいわの言い伝えです。豊玉姫が出産の際、鵜がふきあがるまえに陣痛が来てしまいました。その際に豊玉姫は山幸彦に「出産を見ないでください」と伝えます。なーのーに!山幸彦は見てしまいます。海神の娘の豊玉姫の姿は鰐(当時のサメ)だったと言われています。本来の姿を見られた豊玉姫は、怒りで1人で海に帰ってしまいました。その時に我が子を思う気持ちからおちちを置いたと言われています。

 

鶴の恩返しにしろ、イザナギ(イザナミの腐敗姿を見た)にしろ…なんでことごとく見てしまうのでしょうね…。ほんと、もう…。

※分かりやすいように噛み砕いてあります※

 

その置いていったお乳がこちら↓

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近づきました↓

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産湯後がこちら↓

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ぐるっと回ったあとは御籤を引きました♪

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うーんまぁ。(笑)良しですね!

運玉

そして鵜戸神宮に来たらみんな投げてる運玉!5個100円

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亀石に向かって投げます。60cm四方のくぼみなので高難易度。海風も強いです。

 

運試しに投げる方が多いです↓

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注連縄の中のくぼみに入ると願いが叶います。結構遠い。海風で思うように飛びません。女性は右手、男性は左手と決まっています。

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この窪みのある岩は亀岩と言い海の中から豊玉姫が乗ってきた亀さんです。

 

先程おちちいわの説明の際「豊玉姫は本来の姿を見られ1人で海に帰った」と言いました。乗ってきた亀さんは…豊玉姫が帰ったことを知りません。亀さんはずっとずっとこの場所で姫を待ち続けました。その亀さんが岩になったと言われています。

 

亀さん不憫すぎませんか!?だれも教えてあげなかったのでしょうか…。切ないお話です。

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入った運玉は巾着状に包まれ、運玉守りとして300円のお守りになります。毎年買っているお守りです♪ちなみに帰りはいつも買い食い。

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出店もありますが、こちらは階段中腹にあるキッチンカーです。このあとは家族仲良くポテトを食べながら帰りました。古事記と関連深い、天孫降臨の地宮崎県。その中でも私のよく行く鵜戸神宮をご紹介させて頂きました。

 

画像にもあったように青島神社(ニニギと豊玉)、鵜戸神宮(その子ウガヤフキアエズノミコト)、宮崎神宮(初代・神武天皇)、宮崎県に集まっているので回るのも楽しいですよ。鵜戸神宮→青島神社あたりの海沿いドライブも最高です!

まだまだたーくさんあるんですよ(*^^*)2個前のブログで行った神話の里公園には、わかりやすい神様たちの家系図(関係図)もあるのでぜひぜひ★

 

御朱印も頂いてきました♪

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今は新型コロナウイルスの影響でお出かけは難しいところですが、是非またいつか自体が落ち着いた時にお越し頂けたらと思います♪私もどんどん発信していきますね!

 

◆鵜戸神宮

◆場所…宮崎県日南市大字宮浦3232

 

さて来週水曜日のブログは「長崎県へ家族旅行!」です。といっても日帰り!(笑)九州の端から端まで日帰りでお出かけするという…。運転を担った母強し。弟を送るために家族総出で着いていき、ついでに西海橋長崎バイオパークに立ち寄りました。

 

旅行という程でもありませんが、バイオパークが丁度けものフレンズとコラボもしており写真を沢山撮ってきたので♪写真メインに楽しんでいただけたら嬉しいです!

 

来週のブログ↓

aringo-travel.hatenablog.com

 

御朱印についてのブログ↓

aringo-travel.hatenablog.com

 

古事記関連のブログ↓ここに登場するサクヤヒメが、今回の鵜戸神宮に登場する山幸の母親です♪父親は高千穂の峰(宮崎)に降り立ったニニギ。

aringo-travel.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また来週お会いしましょう★

 

 

 

 

 

 

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