2019年5月2日
前回に引き続き、GW旅行4日目です。3部編成の真ん中、お昼のお出かけ編(*^^*)
1部→伊勢神宮内宮&おかげ横丁食べ歩き
2部→おはらい町&猿田彦神社&恵利原の水穴(天岩戸)
3部→伊勢志摩物産館&横山展望台とみはらし展望台&御浜町の歩道橋&靴流通センター
1部では内宮の写真が多かったこともあり、文字数もたっぷりでご用意しておりました。おかげ横丁食べ歩きも満喫。
今回は猿田彦神社のあと、伊勢を後にします。志摩エリアへ向かう途中、予定にはなかった天岩戸に立ち寄りました。私の地元、宮崎県高千穂にも天岩戸があるので気になったんですよね。
さぁそれでは!2部STARTです!
おかげ横丁から猿田彦神社へ向かいます。伊勢神宮と反対側ですね。
素敵な路地もありますよ。ここだけ時が止まったかのようです。
浜与本店
いい香りがするなぁと辺りを見回すと牡蠣屋さんでした。
浜与本店おはらい町店です。ちりめんと牡蠣のお店ですね(^^♪お店の外までいい香りがします。鳥羽市の離島、答心島では約200年続く漁が今も行われています。そこで採れたしらす等をその日のうちに加工しているようです。
お席はこんな感じ。
茶色いところに座ります。テーブルが壁に引っ付いており、スペースの有効活用ですね!
三重県は牡蠣の産地と聞いていたので、食べたいと思っていました。幼いころ住んでいた長崎も牡蠣の産地でよく食べていましたよ。今住んでいる宮城県も松島で牡蠣がとれますね。そうそう、少し前に行った広島の安芸でも頂きました。
じゃ〜ん
牡蠣3つで600円です。蒸し牡蠣なのでいつも食べる焼き牡蠣よりぷりっぷり、そして味がぎゅっと凝縮しています。普段焼きしか食べませんでしたが、蒸しにはまりそう。
的矢牡蠣なのかなぁ。わかりませんが伊勢の牡蠣です(笑)
■浜与本店おはらい町店
■場所…伊勢市宇治浦田1-3-5
※12月21日から内宮前に移転するようです※
■内宮前店
■場所…伊勢市宇治中之切町92-9
猿田彦神社
腹ごしらえもして、神社へ向け歩きます。おかげ横丁から徒歩10分ほど。途中交差点を渡りますが、車の往来が多いのでご注意ください。
信号待ちをしていると、大きな看板がありました。
みちひらきの大神、猿田彦神社です。古事記の比較的序盤にも登場しますが、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと・私が好きなサクヤヒメの夫でよく富士山関係のブログに登場しています)が、まだサクヤヒメと出会う前のお話。いろいろあって天界(高天原)から地上に降りてきました。その一行を高千穂へ導いた、道案内をしたとされるのが、猿田彦ですね。
宮崎は北部の高千穂(高千穂峡のある場所)と、南部の高千穂(鹿児島側)がありますが、このときは鹿児島の方の高千穂へ案内したとの事。
到着〜
木々のおいしげる境内は、日陰も多く涼しい風が吹いています。
説明板がありました。
看板の内容です↓
「猿田彦大神は天孫瓊瓊杵命をこの国に御案内された後、ここ伊勢の狭長田五十鈴の川上の地を中心に国土の開拓・経営に尽くされた地主神と伝えられています。
また大神の御裔の大田命、皇女倭姫命が神宮御鎮座の地を求めて巡歴されたときに大神以来護り続けてこられた聖地を献り、伊勢の神宮が創建されました。
当社はその直系の子孫が祖神を祀ってきた神社であります。
大神は全てのことに先駆け、人々を善い方に導き世の中の行方を開く「啓行(みちひらき)」の神として識られています。
その信仰は全国的な広がりを持ち、方位除・災除・事業繁栄・交通安全・開運などの御祈祷が連日行われています。
毎年5月5日に斎行される御田祭(県・無形文化財)も古い伝説にもとづいています。」
周りがザワザワし始めたと思い周りを見ると、ゆるきゃらがいました!
猫のゆるキャラです。巫女さんの格好をしていますね!伊勢のゆるきゃらかと思いましたが、この子「みっけちゃん」は大阪府の樟葉宮表参道商店会のキャラクターらしいです。なぜここにいるのでしょう(笑)
犬もいました!
いせわんこです。甘いものが大好きで、伊勢のお菓子をPRしているワンちゃんです。いぬもねこもいて、豪華な境内ですね!
ポーズをしてくれましたよ↓
方位石です。
中央には古殿地とあります。八角形の石柱です。そういえは、ここは八角形のものが多いんですよ。ここには昭和11年まで御神座のあった神聖な場所です。
この岩はたから石と言います。
説明板がありました。
舟形石は宝船を連想させ、古来縁起の良いものと言われてきました。この舟形石は蛇が乗っているように見えるため特に縁起が良いとされています。
猿田彦神社の横にある佐瑠女神社も行きました。奥さんですね!本来の名まえは天宇受売命(アメノウズメノミコト※またはアマノウズメ)です。こちらも古事記に登場しますよ!内容をかいつまむと、え~姉弟喧嘩によって岩戸に隠れた天照大御神を連れ出すため、岩戸の前で乳房をあらわにし踊ったと言われている神様です。楽しそうにがやがやとしていたら、本当に岩戸から出てきてくれたんですよね!(興味を持っていただきやすいように大分文章を崩しています)
御朱印
道開きの御利益があるとのことで、今後、これから何がしたいか迷っている時や受験、就職の前にお勧めです。
そうそう、猿田彦は天狗のお面をかぶった姿で描かれることが多いのですが、そういえば天狗も「道開き」として伝えられていますよね。道を切り開くとか、山に倒れていた大木を天狗様がどけてくれただとか……なんだか聞いたことがありますが、関係性は、あるのでしょうか?気になるところですね。
■猿田彦神社
■場所…伊勢市宇治浦田2丁目1−10
恵利原の水穴(天岩戸)
猿田彦神社をあとに、駐車場へ戻ります。車に乗って英虞湾(あごわん)を検索検索ぅ~。約34分と近いですね!
景色の良い海沿いから行くか、山道を通るか。少し悩みましたが、最短で向かいます!
伊勢志摩スカイラインとみえてきました。
眺めを検索しましたが、景色が楽しめるみたいですね。
山道をすすみますよ〜。
山道だからか、気温は21℃。
少しばかり涼しいですね。山道をずーっと進みます。カーブが多いので注意。
するとカーナビに「天岩戸」の文字、右側後ろを振り返ると鳥居がありました。気になったので、急遽立ち寄ります!(このせいでホテル着が夜遅くになりましたが笑)
道端の広場を使いUターンして戻ってきました。
鳥居を車でくぐって良いのかな?と思いましたが、丁度前に車がいたのでついて行くことに。
車1台分の幅の狭い道路を進みます。駐車場は多少開けていました。詰めれば10台ほど停められそうです。
環境庁指定の名水百選なんですね!
看板の文字が小さいのでアップしましょう。
恵利原の水穴(天岩戸)↓
◆恵利原の水穴について
「古事記」に出てくる有名な神話、天照大神が須佐之男命の悪事を戒める為、岩戸の中に隠れてしまった伝説にちなんだ洞窟が、ここ天岩戸と言われています。
この伝説の地は日本各地にありますが、うっそうと茂る杉木立の中、ひんやりとした冷気に包まれ、洞窟から湧き出る清水の音を聞いていると、まさに神話の物語が展開したであろう雰囲気になり、実に厳かです。
その洞窟から湧き出る清水は、高さ3mほどの「禊滝」と呼ばれる滝となり、神路川を経て下流にある志摩市の重要な生活飲料水の水源である神路ダムへと流れ込んでいます。
この湧き水は名水百選にも選定されています。また、この神路川は昔、”裏の五十鈴川”と呼ばれていたこともあり、伊勢皇大神宮(内宮)とゆかり深い地域として、四季を通じて訪れる人は絶えません。
◆名水百選について
環境省(旧環境庁)では、全国に多くの形態で存在する清澄な水について、広く国民に紹介し、啓発普及を図るとともに、水質保全や保護をすること等、今後の水質保全行政の進展を目的に、昭和60年3月、全国各地100か所の湧水や河川を「名水百選」として選定しました。
また平成20年には、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、昭和60年選定の「名水百選」に加え、「平成の名水百選」として選定し、あわせて200選となりました。恵利原の水穴は、昭和の名水百選に選定されています。
車をおりて歩きます。
マイナスイオンを浴びながら、少し湿気を含んだ冷たい風が吹いています。山の匂い、土の匂いが強いです。幸い、地面は舗装されていました。さすがに時間がかかりすぎると厳しいので、時計を見ながら進みます。
人の気配がほとんどしません。
道の脇には大木ばかりです。歩く場所は舗装されていますが、すぐ脇は手付かずの山が広がっていました。立ち止まって山の中を見ると、大自然に吸い込まれるような恐怖心に駆られます。
山の中にある石の鳥居。
多分1人ではくぐれなかっただろうな。一礼をして足を進めます。
また看板がありました。
おおよそ先ほどと同じようなことが書かれています。比較的綺麗な看板ですね。
川を渡ります。
遠くから見るとこんな感じ。
川幅はジャンプできそうなくらいです。
私が立っている場所から左側には滝がありました。近づいてみる事に。
ちょうど滝に陽の光がそそいでいますよ。
元々透明度の高い水ですが、照らされている為輝きが増しています。滝の水は先ほど私が立っていた、小さな橋の下の流れに続いていました。
この当たりは特にヒンヤリとしています。滝の影響もありそうですが、木々の背が高いせいでしょう。
川のせせらぎに耳を傾け、木漏れ日に目を向けながら橋を渡ります。その先は階段を登って行きます。
天岩戸と書かれた鳥居です。ここに来てやっと、ほかの観光客を見かけました。
派手な飾りなどはなく、ひっそりとしていました。
こちらは少し歴史の感じる看板ですね。
看板の内容↓
告
天の岩戸(恵利原の水穴)は環境庁より名水百選として指定を受けており、県内外より大勢の観光客が訪れます。左記の事項をお守りください。
記
一、洞窟内は危険ですので入らないでください
一、この水を生水で飲むことは控えてください
一、国立公園を美しくしましょう
自然のパワーを得られそうな雰囲気がありますね。
お賽銭箱の奥にある鳥居の奥には、穴が空いています。
やって来ました。天岩戸。
天岩戸というか、岩戸だけでいうかによって全国各地様々あります。前回(高千穂の際)岩戸を書いたので、今回は岩戸を書きますね☆
岩戸神社→京都府福知山市
岩戸社 →滋賀県白髭神社
天の岩屋→三重県二見興玉神社
岩戸神社→兵庫県洲本氏市
クマヤ洞窟→沖縄県
と、全国各地様々な場所にあります。
先程の看板にあったように、水は飲めない様です。
柄杓と、下の方にはろうともありました。もしかしたら水を持って帰る方もいるのでしょうか?
水穴のすぐ右手には階段がありました。
龍茶窩と書かれています。ここまでで行き止まりのような雰囲気。
自然豊かです。トンボもいました。
拡大。
伊勢から島に移動する道なりで、偶然ここを見つけ急にUターンし立ち寄ったわけですが、なにか縁があったのだと感じずにはいられませんでした。普段は組み立てた予定から大きくそれる事を避けるのですが、なぜでしょうね。
空気感が心地よく、長時間滞在したい、もう少しゆっくりしたいという気持ちになりましたが、英虞湾に行かなければ。さらに今日の宿は熊野本宮大社の近くなので長めのドライブが始まります。
■恵利原の水穴(天岩戸)
■場所…志摩市磯部町恵利原
帰りは運動がてら走りましょう。
若干の下り坂でした。自然の中を駆けて、リフレッシュです!木々を縫って吹く風が、ずいぶんひんやりしています。走って火照った体をクールダウン。
そしてこの後は英虞湾へ向いますよ
英虞湾は元々予定にはありませんでしたが、旅行の直前に見ていた旅番組で取り上げられていました。平日のお昼頃に放送しているぶらり旅のような名前の番組です。
これは是非とも行きたい、志摩スペイン村も行きたいと思いながら急遽行先だけを変更しました。宿の予約はもう済んでいたので、志摩スペイン村は行けませんでしたが汗
来週水曜日で、GW4日目が終了します。第3部では英虞湾展望台や和歌山県の海沿いを走りましたよ。道の駅にも立ち寄りました。宿は、和歌山県熊野本宮大社の近くなので山道を進みます。
いや〜山奥とは知っていましたので、早く着きたかったのですが夜遅くになってしまいました(笑)
写真はいつも通り多くなる予定です。GW旅行も折り返し地点。後半もみっちり出かけていますのでお楽しみに(*^^*)
来週のブログ↓
先週のブログ↓GW4日目1部
宮崎県高千穂の天岩戸↓
※昔のブログなので、内容が薄いこと薄いこと……
今日も平和です。
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