2019年5月3日
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今回の行先
和歌山県を進みますよ〜
橋杭岩(はしぐいいわ)
海金剛(うみこんごう)
文字数が多くなってしまうので、ブログを分割しております。
前編での行先は、ガラス屋・茶坊ー靖ーでの食事、熊野本宮大社の参拝と大斎原大鳥居(黒い鳥居)、そして熊野速玉大社の参拝でした。那智大社と、神倉神社は泣く泣く断念。那智大社こそ行きたい場所なので、必ずやリベンジに来ますよ!
さて速玉大社を後にしまして、西へ向かってドライブから後編ブログスタートです。
途中で那智大社や那智の滝(日本三名瀑)の看板をみつけ、連れが寝ている間にこっそり行こうかなとも考えました。考えただけですが。
うぅ、行きたい。途中のコンビニで休憩&運転チェンジ。
緑色のジュースは幼い頃から飲んでいる、デーリィのメロンジュースです。上京した時に無くて驚きました。和歌山にも売ってて嬉しいです♪
からあげクン×柑橘類はとても相性が良いですよね。今回はレモン味でしたが、いつぞやのスダチ味が美味しかったのを未だに覚えています。
遠目に奇岩↓
和歌山県の海沿いは、奇岩怪石が多いそうですね。秋田県のゴジラ岩(海)、栃木県の名草の巨石群(山)、茨城県の筑波山(山)、神奈川県の石老山(山)も有名ですよね!そして我が宮崎県には鬼の洗濯板があります(*^^*)探せばまだまだ出てきそうですが、パッと思いつくのは以上です。
橋杭岩
海を眺めながらドライブをしていると、橋杭岩へ到着〜★
マグロ唐揚げと景色を楽しめると聞き、楽しみにしておりました。この景色は、国の名勝天然記念物にも指定されています。
駐車場からも、ボコボコとした岩が見えています。
手前には浅瀬と砂浜。その奥に一列になるようにして、隆起していますね!この規則的な並びが、杭に見える事から名づけられたそうです。納得。
ツノ↓(笑)
橋杭岩の説明につきましては、この後にみっちり書いてあります(看板を見つけました★)
人がいますね!人と比べると、岩の大きさが際立ちます。水分大きいですね。
景色もみたいですが、マグロ唐揚げがたべたい!早速道の駅、くしもと橋杭岩に入りましょ(*^^*)
マグロ唐揚げはどこかな〜と
えっ?まさか。いやそんな、まさか
えっ?(2回目)なんと。まぁ。まさかまさかの売りきれでした。そんなに人気ですか?!まだお昼すぎですがこの旅行中、目当てにしていた食べ物がほとんど食べれていません。いや〜。えっ。こんなに人気だとは思いませんでした!
肩を落として景色の方へ行くと、ご丁寧に説明板がありました。
看板の説明↓
マグマが作った不思議な景観。
「幅15m、長さ約900mに渡って橋脚のような巨岩が、紀伊大島に向かって真っすぐに並んでいます。これは地下から上昇したマグマが泥岩層に入り込んで固まった後、やわらかい泥岩層が波に削られてできました。弘法大師が作ったという伝説の残るこの景観は、マグマの上昇と波による浸食という地球の営みがつくったものなのです。」
「海岸に散在している岩は、橋杭岩が壊れたかけらです。橋杭岩から離れたところにある大きな岩は、巨大地震によって運ばれたものと考えられています。」
先述した、弘法大師関連の看板です↓
少し長くなりますので、飛ばして頂いても結構です(*^^*)看板の説明↓
橋杭の立岩伝説
昔々、弘法大師と天邪鬼が熊野地方を旅した時の事です。
その一、
天邪鬼は弘法大師と話をしているうちに、次第に大師の偉大さに圧迫されるように感じていました。我こそは世界一の知恵者であると自負している天邪鬼は、何とかして弘法大師の鼻を明かしてやりたいものと考えた末、妙案が浮かびました。
「弘法さん、大島はご覧の通り海中の離れ島で、天気の悪い日には串本との交通が絶え島の人は大変困るそうですが、我々はひとつ大島と陸地との間に橋を架けてあやろうじゃありませんか。」と誘いをかけました。
その二、
「それが良い、それが良い。」
と弘法大師も早速賛成しました。
「ところで二人いっぺんに仕事するのもおもしろくない。一晩と時間を限って架けくらべをしましょう。」と天邪鬼は言いました。
いかに偉い弘法大師でも、まさか一晩で架けることはできまい。今にきっと鼻をあかしてやることができると天邪鬼は内心喜んでいました。
その三、
いよいよ日が暮れて弘法大師が橋を架けることになりました。一体どうして架けるのだろうと、天邪鬼はそっと窺っていると、弘法大師は山から何万貫あるか分からない巨岩をひょいと担いできて、ひょいと海中に立てています。2,3時間のうちに早くも橋杭がずらりと並びました。天邪鬼はこの様子を見て、「大変だ!大変だ!この調子で行くと夜明けまでには立派な橋ができあがる。」
とびっくりして、何か邪魔する方法はないかと考えた末…。
その四、
「コケコッコー」と大声で鶏の鳴き真似をしました。すると弘法大師は、「おやもう夜が明けたのか?」と自分の耳を疑って聞き耳を立てていると
「コケコッコー」
やはり鶏の鳴き声がしました。弘法大師は本当に夜が明けたのだと思ってついに仕事を中止してしまいました。
そのときの橋杭の巨岩が今に尚残っており、列岩の起点には弘法大師の小字(しょうう)が祀られているそうです。
昭和44年/串本町公民館発行「串本町民話伝説集」より
サーフボードモチーフの看板。
和歌山県朝日夕日百選と書かれています。
少しばかり近づいてみました。
子供が多いイメージです。遊んでいる子達と、遠目に見ているご両親って感じですね。砂浜ですが大きめの石もゴロゴロしているので、走り回るのは危なそうだなと感じました。
人の横向きの姿っぽい岩↓
奇岩怪石のすぐ近くまで行けるのは良いのかなと思いますよ!珍しいこの景色で遊ぶことの出来る、ご近所さんが羨ましかったです(*^^*)
車に乗ってからも見ていました。
■橋杭岩
■場所…和歌山県串本町くじの川1549-8
■時間…4~9月→9~18時・10~3月→9~17時※年中無休※
■駐車場…普通車50台ほど。結構広いですが、釣り人も多くこの日は満車でした。
今日はまだまだ行く場所があるので、先を急ぎます。熊野大社から、御坊市までって結構な距離もありますし、道中で観光を挟むとなると急ぎ足です。
もう少し連休が取れたらなとは思いましたが、GW旅行の前日にニコニコ超会議(千葉県幕張)のイベントに参加したりとしているので、わがままは言いません(`・ω・´)
海沿いを進み、看板にある大島へと向かいます。
くしもと大橋を渡りますよ。海〜。
ドライブです。
橋を渡り、島に入ると少しづつ民家や細い道が増えてきました。看板を頼りに海金剛へ行きます。
大きな看板が出ていてありがたいです。
周りは民家ばかりで、地元の方しか通らないような道でした。
海金剛
さぁ着きましたよ!
こちらは駐車場にあった日米修好記念館。
立ち寄りはしませんでした。駐車場には車が4台ほど。全て他県ナンバーでしたので、観光でしょう。
日米修好記念館の看板です↓
看板の文字↓
日米修好記念館は、ペリー浦賀来航より62年前、米商船2隻が寄港し、貿易を申し込んだ事実を後世に残すために建設された。館内には、同船の模型や歴史的文献、アメリカから贈られた資料が展示されている。
海金剛は、鷹の巣台地の50m眼下に広がる海中に、ピラミッド形や獅子舞のような奇岩が浮かぶ豪快な海岸美である。58年1月に朝日新聞社の「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれている。
ジブリに出てきそうな森を抜けます。
トトロの世界に繋がってそうだなぁなんて思いました。冒険心がくすぐられます。
小さいですが、看板があります。
似たような木のトンネルが入り組んでいて、看板がないと少し迷っちゃいそう。連れは看板もみずにどんどん進んでいましたが(笑)
こんな道です↓
車は停まっていたのに、なかなか人に会いません。しばらく歩くと広場に出ました。
地面の色が変わりましたね。この辺りから、磯の香りと波の音が強くなります。
坂を登ると、
視界が開けました!結構な開け具合。下は岩場、遠くは水平線。太平洋の水平線です〜!
高いな〜〜!岩がゴツゴツしています。
まだ海金剛ではありません。海金剛は、三角形のように尖った岩や、獅子舞岩のある方。鷹の巣台地からの景色らしいです。
先程の広場に戻ってきました。
今度は、色の薄い道を進みます。↓
少し人がいますね!海の見える場所が賑やかそうです。私たちも向かいます。
きました!海金剛!
左手前の岩なんか特に尖っていますね。獅子舞は……どれだろう?中央の大きい岩でしょうか。
「尖った岩の上で魔女が髪を梳いていた伝説が残る」と旅行雑誌に載っていました。詳しく書かれていないので調べてみましたよ↓
この辺りに昔、おなみという美しい娘が住んでいました。村の男、と恋に落ちましたが、善兵衛は縁談を断り切れずほかの娘との結婚が決まります。おなみは悲しみに明け暮れ、泣きながら姿を消しました。村人がおなみを捜しましたが見つかりません。
次の年の春、善兵衛は海金剛の三角岩に美しい女が髪をといている姿を見つけます。よく見ると、消えたおなみでした。おなみはにこりと微笑むと姿を消し、以後姿を現しませんでした。この後から、三角岩をお浪の「髪とき岩」と呼び、月のきれいな夜には竜宮にいったおなみが岩の上で髪をとくと、長く語り伝えたそうです。
雑誌には魔女と書かれていましたが、調べてみると切ない悲しいおはなしでした。
海金剛の成り立ち
この荒々しい景観は、マグマからできた岩が太平洋の荒波によって削られてできました。岩の割れ目の大きさや傾き方の違いによってピラミッド型のものやドーム型のものなど様々な形を見ることができます。
マグマでできた岩石の風化
柱状の岩から丸い岩まで、割れ目にそって風化が進んだ岩石の連続的な変化が見られます。
せっかく南端の方へ来たので、GPS撮影★
先程来た道をもどりましょう。
■海金剛
■場所…和歌山県西牟婁郡串本町大島
さぁここまでが後編です★
前編に比べると文字数は減りますが、これでも4500文字。結構あります。後編の後編は、今と同じくらいのボリュームになりそうです。
さて来週の水曜日更新、後編の後編では本州最南端のポストや海沿いの国立公園、道の駅すさみで軽食を食べ、南紀白浜にある千畳敷での夕焼けに間に合うか?!どうなる?!と言ったところです(*^^*)
夕焼けや朝日を予定に組んでしまうと、なかなか大変なんですよね。と分かっていつつも組んでいます(笑)
また来週お会いしましょう
来週のブログ↓
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GW1日目のブログ↓
今日も平和です
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