2019年5月25日
行先
るーぷる仙台バスで
仙台城跡
大崎八幡宮
東北に越してきてそろそろ2か月が経とうとしています。ちょっと遠出をして、先週のブログでも訪れた定禅寺通りへ!雀踊りの時より緑が濃くなっています(^^♪
今日も目的はるーぷる仙台バス。仙台市内の主要観光地を約70分で1周する路線バスです。
るーぷる仙台バス
市役所前からの乗車。
この後仙台駅へ向かい、仙台城跡まで乗りっぱなしです。
バスの見た目はレトロ調でかわいいです。ケヤキ並木もあり木々の生い茂る、仙台の街並みに似合いますね。
車内販売でチョロQがあります。バスはすべて同じ見た目かと思っていましたが、4種類もあるんですね!
車内はこんな感じ。
木目調の扉や座席、そしてシートは深緑でシックな雰囲気です。内装も杜の都らしさがあふれていますね!
席の前には手すりもついています↓
仙台駅へ着きました。
ここでの乗降が多いです。
るーぷるバスの乗り放題チケットは630円です(2021年調べ)。ここ仙台駅の乗り場または、在庫があれば車内販売もあるそうです。地下鉄との併用券もあるので便利ですね★
1回の乗降で260円かかるので、3回以上の乗降でお得です★
仙台城跡までは広瀬川を渡り、約25分。
川を渡った後から山道に入り、カーブが厳しかったです。車酔いしやすいので、酔い止めを持ってくるべきでした。
仙台城跡・宮城縣護國神社
鳥居の前にバスが停まりました。えっここは神社?と一瞬不安になりましたが、仙台城跡に行くご予定の近くの夫婦が下りたので着いていくことに。
大きくて立派な鳥居です。どこにも仙台城の看板がありません(笑)とりあえず階段を上ってみましょう。
カラフルな自動販売機を発見。
the日本な感じですね。紅白の色使いや錦鯉に水紋、着物の後ろ姿が素敵です。
戦艦大和展示中の大きな看板。
階段を登り切りふと前を見ると、切り開けた土地があります。伊達家62万石の居城、仙台城跡です。
建物はなく跡地ですが、丁寧に看板や柱の跡が残っています。
遠くの山並みや仙台市内も一望できます。
山の上の方なので、てっきり木々が生い茂り景色は少ししか見れないと思っていました。切り開けているうえに、花も植えられ手入れが行き届いています。
広瀬川、その奥には仙台の中心地です。
バスで登りながら斜面がきついなぁとは感じていましたが、随分登ったものですね。
山々の名前がわからないのは悔やまれます。後日、正面少し右寄りの山々が「七ツ森湖」近くの山々で「天狗の飛び石」などがあると判明しました♪
ここから大観音もみえますよ。
大観音はこの年の秋頃に行きましたので、迫力満点な写真とともにお伝えしてまいります!
景色を一通り見た後は散策しましょう。こちらが有名な伊達政宗像です。仙台といえばですよね!かっこいい伊達政宗像に、日傘が映り込んでしまい可愛らしくなってしまいました(汗)23時までライトアップも行われているそうです!
今の伊達政宗は2代目で、初代は仙台市博物館にありますよ。
地元に帰って仙台城の話をしていると、母を筆頭に誰も旅行に興味を示しませんでしたが、曾祖母が急に起きてきました。曾祖母は旅行好きだったそうで、昔ここに来たそうですよ。田舎の百姓なので田畑仕事がない時は、みんなでバスを借りて九州から様々な場所へ出かけたそうです。
当時オロナミンcや、宅急便制度も知らなかったそうで、旅行中に初めて使ってみたとの事でした。伊達政宗像もしっかり見たといっていましたが、写真もないので記憶だけが頼りと何度も何度も思い出すように教えてくれました。もう何十年も前の話ですが、聞いていて興味深かったです。
何十年の時を経て、偶然同じ場所に来ていることを知り嬉しくなりました。(伊達政宗像は2代目なので同じものではないと思いますが)。他にも同じ場所に行っているのかと聞きたかったのですが、寝てしまいましたのでまた聞いて当時の話も載せていこうと思います。
主要観光地ということもあり、説明版に地図やQRと情報量がたっぷりです!
かっこいい鳥の像↓
もともとは棟の上にあったらしいです。
最後にもう一度だけ振り返ります。ここから見る花火や夕焼け、夜景なんかも綺麗なのでしょうね。24時間営業なので、夜に来るのもよさそうです★
■仙台城跡
■場所…仙台市青葉区川内1
宮城縣護國神社
明治維新から大東亜戦争に至るまで、尊い命を御国にささげた郷土出身の御霊(5万6千余柱)を祀っています。
本殿は伊勢神宮外宮・風宮の旧御正殿です。
本来の本殿は戦災で消失しましたが、復興の意味も込めて昭和28年の神宮式年遷宮の際に伊勢神宮よりそのまま移築されました。
つやつやとしたひょうたんが目を引きます。
ひょうたんに厄難災難を封じ込めるそうです↓
1自分の氏名、年齢を書く
2体中の悪いものをだすように、ひょうたんの中に息を吹き入れる
3しっかり蓋を閉じる
4封じ込めた悪いものは、ひょうたん掛所に納めていく
方法を理解したところでさっそく買ってみましょう!
なんと!そんなに人気なんですね。出払っているということは、普段よりひょうたんが吊るされているという事でしょうし……。迫力のある様子が見れたという解釈で良しとしましょう。また来ましょうか(少し残念です)
■宮城縣護國神社
■場所…仙台市青葉区川内天守台
まだ移動は開始しません。もう少し仙台城跡周辺を楽しみますよ~!お土産屋さんもありました。
伊達政宗の兜飾りをつけた鐘崎の笹かまぼこ。顔パネルを見つけるとすぐに顔を突っ込んでしまうタイプの人です(笑)
お土産やさんの近くには、石垣の割り方があります。
なんとなく聞いたことはありましたが、こうして展示して貰えるとわかりやすいですね!
仙台駅でも販売しているずんだシェイク。
ずんだ茶楼のシェイクは松島や仙台、空港など様々な場所で売っています。ずんだ茶楼以外でも売っていましたが、私はここのほうが風味豊かで好きかなぁと。
このころはストローがプラスチックですが、最近(2021)は紙に代わっていました!環境には良いのでしょうね!
フードコートもありますよ。ここだけで1日過ごせそうです(笑)
右上の手書き「みやぎ豚丼850円」がとっても気になります。
1人分だけ注文。カレーを選びました。朝から食べていないこともあっておなかぺこぺこです。
普通においしかったですよ!具が大きめでおうちのカレーって感じです。
このフードコートですごいなと思ったのは、この背もたれ↓
真ん中がくぼんでおり、日傘や傘がかけられました。
素晴らしいです!いつも傘類はテーブルにかけて時々落ちるか、最初から床に置いており、衛生的に嫌だなぁと思っていました。これは良いデザインですね!
お会計所にはなにやら不思議なおもちゃが。
動かすと舌が出たりひっこんだりします。ご当地の伝統工芸品でしょうか。それとも、だるま落としなどのように全国に伝わっているような昔のおもちゃでしょうか。
調べてもわからなかったので、わかる方、ご連絡お待ちしております!
お土産屋さんの横にフードコート、その奥にも庭園がありました。
伊達政宗と…どなたでしょう(汗)
るーぷる乗り場と逆の、こちらからも入れるんですね!
朱塗りの橋や金魚の泳ぐ池があります。
地面いっぱいに仙台城の古地図↓
地図と今の様子を見比べるのって楽しいですよね★
VR体験もできるみたいです。
VRがどんどん日常に浸透してきています。そのうち、家の中にいても海外旅行ができたりなんてしてきそうですね♪
先ほどのるーぷる乗降所に戻り、大崎八幡宮へ向かいます。バスは約15分間隔で運行しているので、あまり時間を気にしなくて大丈夫です★最終便の時間が早めなのでそこだけ注意ですね!
大崎八幡宮
仙台城跡から約20分。額の中の「八」は鳥ですね↓
八幡宮の神使(しんし・神の使い)は鳩なので、鎌倉の鶴岡八幡宮の額にも鳩がいたり鳩みくじがあったりしています。
1607年に伊達政宗により創建され、昭和27年に国宝に指定された大崎八幡宮です。
階段を上りましょう。
橋が架けられています。
四ツ谷用水路の説明版↓
「ここ大崎八幡宮の太鼓橋直下を流れていた旧四ツ谷用水路は、藩政時代から昭和にかけて仙台市内に網の目のように配置され、生活用水、防火用水等に使用され、水の豊富な街並みを形成し「水と杜の都仙台」を支えていたものです。しかしながら急速な都市化の発展により、そのほとんどは暗渠化が図られ、かつての「水と杜の都」を形成していた水環境はなくなりました。このことから、今後の仙台域の水環境の在り方について、地域の方々とと共に、環境・防災等の面から調査・研究を重ねた結果、地域の良好な水環境づくりのために、かつて旧四ツ谷用水が流れていた、ここ大崎八幡宮の入り口太鼓橋地点に、左図のような「四ツ谷用水路」を提索するために、そのイメージ図を掲示することとしたものです。」
昔はもう1つの広瀬川ともいわれたようですよ!
結構な斜面。
登ってからも、拝殿まで少し歩きます。大きな神社ですね。
神馬舎↓
昭和20年代まではここにも神馬がいたそうです。
そういえば絵馬の始まりは、馬を奉納していたからと聞いたことがあります。いつだったかな。多分諏訪大社の旅番組だった気がします。その後、馬は高価なため土器に変わったりなんやかんやあって今の絵の馬に変わったと。記憶が不確かですが(汗)
拝殿に向かう途中、近い場所で鶏の鳴き声が聞こえました、え?と足元を見ると
すぐ真下に鶏がいるじゃありませんか!自由に歩いていて放し飼い状態です(笑)かわいいですよ。
かわいくてしばらく見ていました。
時々首を伸ばして大きく鳴くので驚きますが、こんなに近くで鶏を見るのは小学校の小屋以来なので面白いです。
踏んづけてしまわないよう、細心の注意を払いながらの観察。
こちらが長床↓
重要文化財です。質実剛健とでもいいましょうか、拝殿に比べ飾り気はありませんが古来の姿を今に残す清らかな佇まいは一段と目を引きます。
そして拝殿↓
漆黒の社殿です。重厚感がありかっこいいです。漆黒と金、極彩色の装飾や配色のバランスが良いですね。
この時は写真が少ないですが、その後初詣などでも訪れましたのでその時のブログもでき次第載せます!
参拝後は急ぎ足でバス乗り場へ!美しい拝殿に見とれていました。今見返すと彫刻などの写真がない……。16時43分が最終バスで混雑し乗れないことも予想されるので、23分に乗りたいところです!
急ぎ足で帰りながらも景色はしっかり撮ります(笑)
提灯の赤が新緑に映えますね★
御朱印
2分前にバス乗り場に到着。乗り場近くの看板には音楽祭のチラシがありました。
八幡宮でイベントを行うんですね!今回はバスできましたが、裏手には駐車場もあるのでイベントにも行きやすそうです★
そして大崎八幡宮といえばドンド焼きですね。正式名は松焚祭で、300年の歴史のある全国最大級のお祭りです。正月飾りなどを持ち寄り、一気に炊き上げます。
そしてドンド焼に向かう裸参りの列。仙台市の無形民俗文化財で、江戸時代中期にはすでにあったそうですよ。どちらも1度足を運んでみたいのですが、毎年その日は仕事です。東北にいる間に行ってみたいです。
■国宝大崎八幡宮
■場所…仙台市青葉区八幡4丁目6-1
ここからは余談ですが、バスの運転手さんがアナウンスで「もう今日が終わるころのバス、皆様お楽しみいただけましたか?」と話し始めました。「右にある杜王整骨院を覚えててください」から始まるジョジョ話。(笑)
ジョジョの奇妙な冒険4部の杜王町のモデルが、ここ仙台らしいです。荒木先生がそうお話ししたそうですよ★
先生は24歳まで仙台に住んでいましたが、先生の同級生(だったはず…)がこのバスの運転手さん!裏話をたくさんアナウンスしてくれまして、その度にバス内はざわざわと盛り上がりました(笑)
定禅寺通り近くには「勾当台公園」がありますが、ラスボス吉良吉影の住所が「勾当台」きっと意図したものですね♪
降り際に写真もお願いしました★運転士さんありがとうございます!楽しかったです!
以前、GWに訪れた熊野本宮大社で、荒木先生がデザインされたお守りがあり買っていたんです↑右下の黄緑のお守り。なんだか運命だなぁと思いました(^^♪
運転士さんの楽しいお話のおかげもあって、より素敵な思い出に残る旅行になりました。るーぷる仙台バスで2カ所のみ回りましたが他にも、瑞宝殿、博物館、青葉山植物園、理学部自然史標本館などにも停まります。
ありんごのブログに多々登場しているこうめさんも、仙台観光をした際に乗っているのでURLをご用意しました♪↓↓
↑私よりも事細かに説明があったり、大崎八幡宮もだるまや装飾の美しい写真も載っていますので是非!(^^♪
さて来週水曜日のブログは「塩釜・松島・気仙沼旅行」です。宿泊地は南三陸のホテル観洋。海に面しています。少し長いので何部かに分けています。
塩釜は塩釜神社、松島は定番の朱塗りの橋を渡ったり(観光船は別の機会に行きました)、宿からは被災地をめぐる語り部バスが運行していました。写真も内容も満載なので、また来週お会いしましょう(^^♪
来週のブログ↓
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御朱印ブログ↓
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