ありんご夫婦旅行

★毎週水曜日更新★

195 岩手県2日目前半:宮沢賢治ゆかりの地&空飛ぶ団子

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2022年秋

 

 

岩手県旅行2日目です。 1日目が随分濃くなりましたが、本命は2日目。朝から宮沢賢治ゆかりの地を歩きます。

 

今回の旅の目的は、宮沢賢治のゆかりの地を楽しもう!です。

 

小学生の時、図書室で宮沢賢治に出会いました。色んな作家さんの本を読みましたが、宮沢賢治の言葉選びが私に合っています。すんなり入ってくるというか、わかりやすいのに幼稚ではないんです。

 

また、自然との関わり・距離感も好きです。生きとし生けるもの、草木や動物の描写はもちろん、それらに対する解像度が高く、親しみを覚えます。

 

最近、何となく宮沢賢治を調べると、岩手県出身と書いてありました。これは東北にいる間に行くしかない!と急遽岩手県へ(*^^*)

 

 

2日目も少し長いので、ブログを前半と後半に分けています。後半は、猊鼻渓について書きますね!

 

 

イギリス海岸

 

花巻温泉から山を下りて町中へ。車で約50分19km

宮沢賢治が名付けた、イギリス海岸です。凝灰質の岩が太陽で乾くと、真っ白に見えるそう。その様子がドーバー海峡の白亜の海岸のように見えることから名付けたようです。

 

 

親切な看板。

撮影:宮澤清六氏 明治37年4月1日生~平成13年6月12日没。宮澤賢治の実弟。全集の校訂者として賢治研究に尽力した。

 

なみはあをざめ 支流はそそぎ たしかにここは 修羅のなぎさ 「イギリス海岸の歌」より宮澤賢治

 

 

今日は…うーん。ただの川!

地元の河川敷っぽい。昨晩雨が降ったのかな、水量が多いようにも感じます。

 

調べると、最近はダム整備の影響で水位が下がらず、泥岩層すら見れないそう。宮澤賢治が見た、乾いて白く見える泥岩層は夢のまた夢……。

しかし宮沢賢治の命日(9月21日)には、大勢の方の協力により水位を調整し、泥岩層が見えるようにしてくれるそうです。(天気によっては見えないかもしれませんが、尽力されているとの事)

 

見えていたころの写真がここに↓

先ほど見たただの川とは表情がまるっきり異なります。

 

河川敷付近はお花も。

お散歩中の地元の方とお話しもしました。生まれも育ちもこの辺りだそうで、観光客の私たちに色々教えてくれました。観光地やご飯屋さんの話ではなく、学生の頃の思い出話でしたが…(笑)

 

■イギリス海岸

■場所…岩手県花巻市上小舟渡(周辺)

■時間…24時間

 

宮沢賢治生家

 

宮沢賢治は岩手県花巻市の古着商に産まれました。イギリス海岸から車で3分1.5km

この辺りも、宮沢賢治が歩いた場所なのかな。今とは景色が異なると思いますが、馴染みのある場所と言うだけで嬉しいですね。

 

コインパーキングに停めて散策開始。真っ先に生家へ。

ここです。

 

宮沢賢治生家跡

明治29年(1896年)8月27日宮沢賢治は現在の岩手県花巻市豊沢町4番11号に父政次郎、母イチの長男として生を受けた。

 

第二次世界大戦末期の昭和20年(1945年)8月10日の空襲により居宅は消失、現在の住居は戦後2回建て直されて賢治在世中の面影はない。

 

現在は親族が居住している。

 

てっきり見学できると思い来ましたが、住んでいる方がいるお家なんですね!失礼しました。

 

■宮沢賢治生家

■見学禁止※住んでいる方がいます※

 

 

花巻市まちあるき

 

2022年7月~9月には、ガイドさんの案内付きまち歩きツアー(1時間30分・500円・ワンドリンクサービス付き)もあるくらい、見どころが沢山です。

全て歩きたいところですが、生家周辺だけ。

 

 

宮沢賢治がうつむき加減で物思いにふけっている写真で着用していた、ハットとコート。

ベートーベンが好きすぎて、似た格好で同じポーズをして写真を撮ったんだとか。宮澤賢治が収集していたレコード一覧が「宮沢賢治の聴いたクラシック」という本に載っているので、気になった方は是非☆

 

 

上着の質感の表現が良いですね。本物みたい。

先ほど書いた、生家の案内とほとんど同じです。

 

 

豊沢町ポケットパーク

宮沢賢治生家跡の道路向かいです。信号があるので、徒歩2分と言ったところ。

 

引きで見るとこんな感じ。

銀河鉄道の夜を思わせるようなモザイクアート。

 

ベンチにはセロ弾きのゴージュ

ちょっと立ち寄るのに良い公園ですね。

 

あ、猫発見。

静かで落ち着いた街だなと感じました。

 

あ、そうそう。駐車場に戻る時、宮沢賢治っぽさの漂う店を見つけました。

のれんに書いてある「下ノ畑二居リマス」は、賢治が耕していた「下ノ畑」を指します。今不在だよと教え子に教えるための文字だそうで、今もこの下ノ畑はありますよ。看板が出ていて見つけやすいそう。賢治が見た景色を辿る旅もよさそうですね。

 

このあと、猊鼻渓や厳美渓に行きたいということもあり、宮沢賢治はここまでですが、他にもいろいろな場所があります。宮沢賢治記念館や、詩碑イートハーブ館童話村山猫軒でのお食事もいいですね。

 

 

厳美渓・空飛ぶダンゴ

 

最近テレビで見た、空を飛んでくるお団子。厳美渓の上を飛んできます。団子やさんで検索するとここに着きました。

大きな看板が目立ちます。滑降(かっこう)だんごと言う意味でしょうか?

 

店構えは実家のよう。日本家屋の雰囲気です。

創業は明治40年。お団子は3個入り450円

 

建物の裏手に川があり、お団子が対岸まで飛んでいくとのこと。

なるほど、じゃあ反対側に行かなきゃ見れませんね!

 

キノコだ〜と撮った写真。

特に意味はありません(笑)

 

こちらが厳美渓。

なんだか流れが穏やかすぎて怖いです。ダムを見てるみたい。深いんでしょうね。奥の方は流れがありそう。

 

厳美渓は、栗駒山が噴火したい際に堆積した岩を、水が数万年かけて削ってできた場所です。伊達政宗も褒めた、美しい景色です。

 

団子屋さんの対岸まで5分ほど。

人が集まっている場所。きっとあそこが団子の終着点ですね。

 

足場が悪いので、歩きやすい靴が吉。

 

皆さん思い思いの時間を過ごされています。

岩場なのでおしりが痛くなりそう。

 

ロープから先に行くのは危険です。

 

先程見えた人だかり。

やはりここにお団子が飛んでくるみたいです。

 

かっこうだんご

1人前500円。お金を入れてから、木槌を鳴らすとカゴが引っ張られていきます。その後、団子入りのカゴが飛んできます。※コロナ対策で今は大きく手を振るんだとか※

 

手作業で巻き取るお店の方が大変そうだなぁ。料金は店舗で買う値段+50円。お茶が1杯付いてきますよ!

 

 

 

※反対側(店内)にいると、桶を引っ張る体験もできるそうです!毎度回収するのは店員さんも大変なので、食事がてらに手伝うの良さそう※

 

郭公だんご

んんん?滑降ではなく郭公なんですね!お店の名前が郭公屋。初代の方が、かっこう(郭公鳥)の鳴きまねが上手で、鳴きまねをしながら団子を売っていたんだとか。

 

左からあんこ、ごま、みたらし。

お餅がふわふわ。もちもちよりフワフワ系、噛み切り易い感じです。写真からもわかるように具沢山です。特にゴマの香りが強く、しっかりめの味つけが最高。

 

川辺でお団子をキャッチして食べたり、店内飲食、持ち帰りなど食べ方は様々☆

 

■郭公団子

■場所…岩手県一関市厳美町字滝ノ上211

■時間…9~16時※冬季12~3月は休業

 

来た道をもどりましょ。団子屋さんからここに来るまでの間に、気になる建物があったんです。そこへGO。

 

↓この橋を渡ると団子屋さん側に渡れます。

橋付近には土産屋さんが多いので、お買い物や食事の立ち寄りにも良いですよ。

 

貞山桜(ていさんさくら)

仙臺藩主伊達政宗公(別名貞山公)によって植栽されたといわれるエドヒガン(別名ヒガンザクラ)です。伊達政宗が「桜もあったら綺麗だ」と植えたそう。

 

サハラガラスパーク

 

ここですここ!昨日は昭和の学校へ行き、今日はガラスパーク。レトロなところばかりですね。

営業しているのかな?と心配になります。人が歩いているので、突撃してみましょう。

 

車も来ました。

 

 

わぁ〜お。激渋!

Theレトロ!上にあるカタカナは、サハラガラスパークの文字ですね。

 

 

建物の外観をみても、ほんとに営業してるのか不安になります。

 

ショーケースの中。

通路沿いにあるショーケースです。おや?大丈夫なのかな、廃墟だったりする?と少し不安。

 

店内には小さいガラス細工から、食器類、アクセサリーなど。ド定番。ですが品数が凄い!約10万点のガラス細工があり、吹きガラス体験や工房見学もできます。外観との温度差で風邪をひきそうです(笑)

 

店内の写真は撮っていませんが、カバンに気を付けていないとうっかり倒してしまいそうなくらい所狭しと商品が並んでいました。GOTOのクーポンを使い、切子細工のコップを購入。

 

公式サイトを貼りますね↓

www.sahara-g.co.jp

サイトが凄くサイケな感じ…。

■サハラガラスパーク

■場所…岩手県一関市厳美町滝ノ上263-1

■時間…9~17時30分※年末年始休業

 

お手洗い休憩に一瞬立ち寄った道の駅。名前を失念してしまいました。

 

伝統工芸品、地域のお野菜など、定番の道の駅です。岩手県のお土産を少しばかり購入。

 

猊鼻渓に移動中↓遠くからだと、なまはげのようなお祭りが開催されているのかと思いました(笑)

 

 

岩手県旅行2日目の前半は一旦ここまでにします!この後は猊鼻渓だけなので、載せたい気持ちもありますが……。いかんせん写真が多く。結構長くなってしまいそうなので、ここらで一区切り。

 

 

厳美渓と猊鼻渓って名前が似ていますが、22km離れています。しかも一般道のみ。信号が少ない田舎道なのが救いでした(恐ろしいことに、あおり運転をされましたよ!)

 

山道の運転は怖いですね。道を譲りましたが、私の車を抜かすときに相手さんがゆっくりになりこちらを見てきました。恐怖も恐怖。これがトラウマで、この後岩手県に行けていないんです。浄土ヶ浜など行きたいんですねどね…。と、話がそれてしまいました。

 

来週のブログは、写真多めでお送りして参ります!また来週お会いしましょう!

 

 

以前の岩手県ブログ↓

aringo-travel.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

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