ありんご夫婦旅行

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196 岩手県2日目後半:迫りくる岩肌!魚と鴨と舟旅

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2020年 秋

 

岩手県旅行もいよいよ終盤。最後の観光地は、猊鼻渓(げいびけい)です!

 

前回のブログにでてきた厳美渓(げんびけい)から車で約50分。せっかくなのであわせてのお出かけがおすすめです。名前が似ていて混ざりそうですが、厳美渓=空飛ぶ団子/猊鼻渓=舟下りと覚えるとわかりやすいですよ!

 

 

 

 

猊鼻渓(げいびけい)

 

堤防沿いの土産屋さんに駐車場があります。

 

舟のダイヤは大体1時間間隔。時期によって臨時便の運航もあります。この日の最終便は15時※です。※11月6日以降は15時30分発が最終。11月11日~3月末の最終便は15時。夏の最終便は16時。コロナの影響で営業時間短縮していましたが、現在戻ったようです。

 

約90分の舟旅。折り返し地点での散策もあるので、とても楽しめます(*^^*)

 

川沿いを歩くこと約2分。

 

突き当たりにチケットカウンター、その隣にお土産屋さん。ここにも駐車場があります(500円)

奥には御手洗。舟にお手洗いは無いので乗る前に済ませましょう。折り返し地点の散策場所にはありますよ☆

 

 

舟内での飲食は自由なので、自動販売機で飲み物を購入。

 

台風6号最高水位↓平成14年の台風では、ここまで水位が上がったんですね。

■料金

大人 1800円

小学生 900円

幼児  200円

貸切り舟用の料金表もあります!詳しくは公式サイトへ!

 

 

撮影用の衣装を発見。

着たくなりますよね!(*^^*)

 

ピッタリサイズ。気分は船頭さんです。

後ろはこんな感じ。撮影用なので、この衣装とはここでばいばい。着て舟に乗れたら雰囲気も出ますし、喜んで着たいタイプです。

 

舟旅スタート

 

観光開拓に尽力した佐藤猊巌(さとうげいがん)の名前から、猊鼻渓と名付けられました。そんな猊鼻渓にいざ参らん!いよいよ舟に乗り込みます。

魚や鴨が食べる餌は、船内でも売っていますよ。お土産屋さんにもありました。1袋100円だったかな。300円はしませんでした。

 

餌を食べるほど集まるのかな?と不安になりつつ、とりあえず1袋購入。

船の中はこんな感じ。結構人数乗れます。

 

オレンジ色の救命胴衣に座るタイプ。

直に座るとおしりが痛くなりますが、これなら安心です。

 

 

舟にはエンジンがひとつも着いておらず、行きも帰りも手漕ぎです!

ながーい棒を器用に使って、川底を押しながら進みます。

 

藤岩

奇岩怪石が多く、看板が沢山あるので結構面白いですよ!

 

舟旅の片道は約30分

 

周りの子達が餌をあげ始めました。

船頭さん「魚はどこでも見れるから、景色を見てくれぇ」大人たちは船頭さんの話に夢中、子供達は魚に夢中。

 

いつの間にか着いてきている鴨。

泳いでいる足が可愛いです。どんどん集まってくるんですよ。

 

この辺りはまだ森の中って感じです。

木が生い茂っています。

 

船頭さんの位置は、舟の最後尾。

見てください、この棒!この棒を使って、後ろから舟を押し進めます。かっこいいですよね。

 

長い竿を使って器用に方向転換も行います。竿を川底に当ててぐっと押します。手はどんどん竿の上部へ。持つ部分が短くなってくると、一旦水からあげます。そして、また川底に向けて竿を落とし…の繰り返し。

 

この辺りから、少しづつ岩肌が目立ってきます。

 

凌雲岩(りょううんがん)

 

 

写真だと伝わりにくいですが、随分と崖が迫ってきていますよ。

手付かずの秘境といった雰囲気。

 

 

山を引き裂いたかのような光景。

自然の力ってすごいです。最初にここを見つけた方は、さぞかし良い気分だったでしょうね。

 

木の上に巣を発見。

船頭さんが教えてくれました。

 

水の塔米度が高い!岩の隙間から水が湧いているのでしょうか。

 

舟が動き始めて10分ほどでしょうか。お賽銭箱が出てきます。

賽銭箱にお金が入ると、チーンと高い音が鳴るとのこと!

 

五円玉を投げ入れ……届かない!

お賽銭をせず、手を合わせて祈る方もちらほら。毘沙門天を祀っており、金運・開運・商売繁盛などのご利益があるとか。

 

船はまだまだ進みます。

片道30分は結構長い。流れの早い部分などはなく、ずっとこの調子です。

 

吐雲峰(Toun Hoh)

 

 

 

いつの間にか鴨がどんどん集まってきていますよ(笑)

鴨の足、下の方まで見えるくらい透明です。

 

先程まで森が迫っていましたが、今度は崖が迫ってきました。

遠近感がおかしくなるくらいの崖です!約2kmにわたって続く断崖は、高さ50m越え。

 

荘夫岩

 

 

小婦岩

奇岩怪石それぞれに名前がついているので、見るのも面白いです。(どれがどれだか覚えきれませんでした)

 

 

 

※この先、魚が出てきます※魚恐怖症の方は飛ばし読みするか、お下がりください※

 

何度もブログでお伝えしている通り、私自身が魚恐怖症です。川と海と、底が見えない水、大きな船が怖いです。水泳選手だったくらい泳げるんですけどね、、、こればっかりはどうしようもありません。

 

つい先日テレビで見た時は、水がにごっていて魚なんて1匹も見えませんでした。この日は澄んでおり、それはもう…(笑)笑っちゃうくらい魚が見えます。空を飛んでるみたいに見えます。

空飛ぶ魚…こんなにくっきり見えちゃいます。この辺は川底も見えますよ。

 

船頭さん「ここから後ろを見ると綺麗だから撮るのがオススメよ」

後ろの席の人は今撮るのがオススメ、前の席の人はまた帰りに撮るのがオススメです。(舟が映らないので)

 

船頭さんは後ろにしかいないので、船頭さん×岩場を撮りたい方はここからがベストです!

 

うわぁお。船に寄ってきます。子供たちが餌をあげているのもよってくる原因。楽しそうなので何よりですが。

 

近い近い近い

若干の悲鳴。いやぁ、大きい!(笑)立派なお魚さんです!そして水が綺麗。

 

 

折り返し地点の散策

 

折り返し地点についたので、一旦下船。

先程まで揺られていたので、久しぶりに歩くと足がふわふわします

 

集合時間は決まっています。約30分の散策。これが最終便のため、乗り逃すと帰れませんよ~とひと言。みんなと一緒に帰りましょう。

 

空気が美味しいです。

 

自然溢れており少し怖い。なんでしょう、胸がざわつきます。

整備されていますが、崖から生える木々など自然の生命力を目の前に怖気付きます。進んだら帰って来れないようなそんな気分。

 

ひぃばぁが「自然が怖いのは、自分の力量を良く分かってるから」と言っていました。自分を過信しすぎず正しく恐れている。そこから何が足りないかを判断し、必要な道具を揃える術を持っている。と。

 

今、身一つで大自然を目の当たりにして、少し足が竦んでいます。人里離れた大自然は久しぶりです。

団体写真屋さんはいませんが、修学旅行などで来る際はここで撮っているのでしょうね。

 

舟に乗っていた他のお客さんは、慣れているのかどんどん奥へ進んでいます。私達が最後尾。

 

橋を渡りながらも周りをキョロキョロ。

 

とても澄んでいます。

 

切り開いたように見える崖。

 

奥には玉が売っています!私が毎年参拝している宮崎県鵜戸神宮の運玉にそっくりです。

福・運・恋・禄・縁・寿・愛・願・財・絆の文字が入っています。5個100円。

 

選んで取る方も居ましたが、私達は一掴み。くじ引きのような感覚で、ご縁に任せます。

 

鵜戸神宮の運玉より、こちらの方が2回りくらい大きいです。

福・福・願・縁など。

 

縁・縁・寿・寿・寿(笑)こんなに偏るんですね(笑)

結婚っぽいようなワードが多いなぁなんて※この半年後にプロポーズされました※

 

潜龍潭(せんりゅうたん)

大猊鼻岩の真下が砂鉄川の流れによって浸食され、どのくらい深いか誰も知ったものがいない。常に青々とした水が渦を巻き、龍門ノ滝を登った鯉が立身出世の機を達成した龍となり潜んでいる淵と言われている。猊厳翁が命名した十五勝の1つである。「猊鼻岩下碧潭幾百尋なるを知らず 蛟龍の蟄せるかを疑はしむ」

 

猊厳(げいがん)は先述した通り、ここを観光化するために頑張った方ですね。

 

壁の穴に投げ入れて、入ると願いが叶うそう。

 

くぼみの大きさはこんな感じ。

これ、宮崎県鵜戸神宮より難易度が高いです。鵜戸神宮は上から下に向かって投げるので、重力も手伝ってくれるんですよ。コントロールさえ良ければ子供でも入ります。

 

しかし、ここは壁に穴が空いているので、そもそも壁まで投げる腕力が必須!私は微塵も届きません。

 

舟に乗っていたお客さんに、昔野球をしていた方がいましが、壁にあたるも入らず。

難易度高いので、是非お試し下さい!

 

撮影スポット向きな看板もありますよ↓

 

 

今、時間ピッタリですが舟にはまだ数人。

あらぁ〜船の左側にお魚さんが集まっています。

 

お行儀よく餌待ちですね。

この時は見すぎて慣れていたものの、ブログを書きながらパソコンの画面いっぱいに映るお魚さんを見て何度も悲鳴をあげています。いやぁ、慣れませんね!魚苦手な方は、曇りの日や濁っている日に行くのがオススメです!

 

遠くから鳥も集まってきました。

集合時間を過ぎても揃いません。船頭さんが「日本人でこんなに集まりが悪いのは珍しい笑」「最終便じゃなければ置いていくんだけどね(素敵な笑顔の冗談です)」「こんなにのんびり出来ることは中々ないから、話をしますね」とお話タイム。

 

最初は時間を守った方々が、少しイライラされていましたが、船頭さんのお陰で和やかムードになりました。さすが話のプロは違いますね!

 

集合時間を10分ほどすぎてやっと全員集合。

帰りは先頭に座ったので、先程船頭さんと共に撮った岩場を今度は景色だけでパシャリ。

 

船頭さんもパシャリ。

 

船頭さん「鴨に手を伸ばすと、手から餌を食ってくれるべ。彼氏(ありんごの現夫)〜勇気出してみなさい」

ほんとに食べてくれるのかな?と手を伸ばすと。

 

パクっ

食べてくれました!子供たちからの拍手&尊敬の眼差し!

 

そこですかさず船頭さん「子供は危ないからね、大人になってからまたおいで」お上手です。

うぅ、私からしたら恐怖なので、魚は呼ばないで欲しいんですけどね。楽しそうなので何も言いません。一人こっそり小さな悲鳴をあげています。

 

行きは案内多め、帰りは談笑と軽く案内、そして歌のプレゼントをいただきました。

動画を載せますが実際に聞くと、反響してとても良いんですよ。昔の人たちの気分になれるというかなんというか。

 

 

チケットの裏にげいび追分の歌詞が書いてあります。

歌詞↓

(前唄)清き流れの砂鉄の川に 舟を浮へてさをさせば 曇り勝なる心の空もネ 晴して呉れます獅子と鼻

(本唄)探ね束て見よ岩手の里に 吉にも稀れなる此の景色

(復唄)大船渡線に乗り換えしやんせ 一関より遠からす

 

90分があっという間に感じるほど楽しいです。

 

もう終わっちゃうんだなぁと少し寂しい。

舟を降りる前から寂しい気持ちになっています。

 

 

鏡明岩(きょうめいがん)

 

 

正面に大きな橋が見えてきました。今までの景色と一転、文明を感じる橋です。あぁ〜帰ってきちゃった。

今まで色んな場所の舟下りに乗りましたが、猊鼻渓が一番充実していたように感じます。船を下りて散策出来るのもいいですね!※私が他の会社に乗っただけで、最上川下りも降りて散策する船会社があります※

 

迫り来る岩肌や大自然を感じられる森。水が綺麗で、魚や鳥と遊べて、船頭さんの完全手漕ぎ。エンジンなし。お話や歌も素敵でした。

 

過去の舟下りURLを最後に貼っています。

顔パネルもあるので記念に是非。

 

 

最近では珍しいタペストリーをゲット。

 

そして気に入った鉛筆。

地球儀の観光土産ですよ(笑)地球に行ってきました!

 

舟旅の営業時間は終了したため、人がいません。

鮎の塩焼きを食べながらぼーっと眺めます。あとはもう帰るだけ。帰りに道の駅によったり、イオンに行ったり。のんびり安全運転で帰りました。

 

今回のお土産たち

タペストリーが抜群に渋くて最高です!せんべいやじゃじゃ麺、まんじゅう、うどんなど。

 

 

麺遊喜(ラーメン屋さんのステーキ)

 

あ、そうそう。帰りにご飯を食べたんでした。仙台駅から徒歩30分。楽天球場の裏手にあるこちら。

良くメディアに取り上げられているんですよ。

 

看板商品は1100円のステーキ定食。

駐車場はお店の前に1台、あとは道路の右ななめ向かいにあるそう。

 

店内は、おかえりなさい。といった雰囲気。懐かしい感じです。

椅子の上にクッション。

 

おばあちゃんちにある、チラシで作ったティッシュケース。

 

新聞の切り抜きがあります↓

仏料理仕込み ステーキ定食。なにやら店主が40年のキャリアを持つフランス料理のシェフですって!

 

1100円のステーキ定食が人気の理由、それはこのお惣菜の多さもあります!

9品出てきましたよ…!洗い物だけでも大変な量!味が染みていて、どれも美味しいです!

 

店主「宣伝料だから〜(ニコ)」「また来てくれたらそれで良いからさ〜(ニコ)」「美味しいかい?」と、沢山話しかけてくれます。

 

ステーキドーン!

歯がいらないくらい噛み切りやすい。そして肉本来の旨味が強い。肉々しい!特製ソースも付いており、もちろんつけても美味しい!

 

お惣菜の仕込みに時間がかかるようで、営業時間が短くてごめんねとのこと。営業終了してからも、夜中まで仕込んでいるんですって。そりゃあ美味しいわけです。温かみを感じます。

 

仙台駅からは少し歩きますが、宮城野原駅から徒歩8分。楽天球場にお出かけの際などにも、是非!

 

■麺遊喜

■場所…仙台市宮城野区荻野町1丁目16-11

■時間…11時~14時30分、18時~19時30分

 

 

これにて、岩手県1泊2日旅行は終了です!お付き合いいただきありがとうございました(*^^*)

 

今回は普段泊まらない高いお宿に泊まったので、それも楽しみの1つでした。

 

結構ウロウロしたのかなと思います。車を持っておらず、いつもレンタカーを借りるため、元を取りたいが為に朝から晩までウロウロ。大満足の岩手県でした!

 

岩手県の定番観光地、平泉や盛岡には、少し前にお出かけしているのでURLを貼りますね↓

aringo-travel.hatenablog.com

 

埼玉県秩父の長瀞ライン下り

aringo-travel.hatenablog.com

 

山形県最上川下り

aringo-travel.hatenablog.com

 

東京都隅田川下り

aringo-travel.hatenablog.com

 

来週のブログは箸休め編。仙台市内さんぽです。よく出かける仙台の写真が溜まってきたので、一気に放出。朝・昼・夕方などの散歩を、良い感じにつなぎ合わせながらいろんな場所を書いていきます(^^

 

内容は薄くなりそうな予感ですが、是非ごらんください☆

 

 

また来週お会いしましょう!

 

 

 

 

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