2021年春先
宮崎県から帰ってきました(*^^*)
長かった宮崎ブログ(フォトウエディングやら、都井岬やら.。更にその後の実家の母からの贈り物や料理編と)お付き合い頂きありがとうございました!今週からはまた、東北での生活や旅行ブログをお届けいたします。
東北に帰ってきて2ヶ月ほどのお話です。冬の間は寒すぎて旅行が出来なかったんですよね。仕事場と家の往復。あと生活用品を買う程度の外出。雪を見るのは好きなので、降った日は家の周りで遊んでいましたが、旅行となるとどうしても寒さに負けました。
少しばかり小春日和。天気予報を見ると暖かそうだったので、久しぶりの外出です。宮城県のローカル番組を見て居るときに、そういえば瑞鳳殿に行っていないことに気がつきました。以前も乗ったるーぷるバス(巡回バス)で行けるんですよ。
るーぷる仙台
乗車場所は沢山あります。巡回型の路線バスなので、どこからでも乗れます。結構便利ですよ。私は仙台駅のバスロータリーから乗ります☆
2回以上乗り降りする際は、1日乗車券がお得です。地下鉄だったかな?電車とのセット券もあるそうですよ。今回は瑞宝殿しか寄らないため、Suicaを使って乗りました。
レトロ風なバスです。ルートは決まっており、1周約70分。平日は30分間隔、土日祝は20分間隔で次のバスが来るため、時刻表を気にせずに乗れます(*^^*)最終便の時間が早いので、そこだけご注意を。
車内はこんな感じ。
車内では、観光地の案内が少し流れていますよ。案内を聞きながら景色も楽しめるので、観光にうってつけです。仙台観光をする時は、最初に乗るのも良いですね(^^
バスを降りて徒歩移動
東北の冬って雲のかかるひが多く、雪の降る日も多いんですよ。こんなに日差しが降り注ぐ冬は珍しいです。今日は本当に良い天気です。
上着いらないね〜珍しいね〜なんて話しながら。広々とした参道を歩きます。観光客は少なめ。せっかく良い天気なのに、今日はデジカメを忘れてしまったためスマホのカメラです。スマホも一応高画質ではありますが、こう見るとデジカメには劣りますね。
上り坂。
写真だと伝わりにくいですね。結構な斜面です。
さらに上り坂。
歩きやすい靴がオススメです。
坂を歩くと、進行方向左手になにやら看板。
「鹿児島県人七士の墓
明治10年西南戦争に従軍し戦後官軍に投降した西郷軍は、国事犯として全国の監獄署に護送された。宮城県には椎原国幹(西郷隆盛の叔父)以下305人が県監獄署に収容された。
国事犯達は、みずから宮城県内の開発を願い出て、仙台、塩釜、野蒜、雄勝等で開墾作業や築港工事に従事し明治初期の宮城県の開発に大きな役割を果たした。このうち13人は獄中で病のため殉してこの地に葬られた。現在7基を残し6基は遺族に引き取られたという。心から冥福を祈る。 みちのく宮城鹿児島県人会」
看板脇から行ける模様。
がっつり人様のお墓がありさすがに行って良いのか悩みました。文章だけ読んで歩みを進めます。
上り坂がまぁまぁの距離あります。
正宗山 瑞鳳寺
瑞宝殿に行く途中、道路の左手。瑞鳳寺の横には幼稚園もありますよ。
チラ見だけしました!この翌年の秋ごろ、友人の母が東北旅行に来た際に一緒に観光しました。ブログになるのはもう少し先ですが、書いたらURLを載せますね!
坂を登ったあと、仕上げは階段です!
足腰が強くなりそう。この雰囲気、なんとなく日光東照宮っぽさがあります。石階段の雰囲気と、両側に生い茂る木。木立の中を歩いていくこの感じが、なんとも似ています。
左から登って、右から降りて来る模様。
足元の階段はゴツゴツしているので、歩きやすい靴がオススメですね。
瑞宝殿は伊達政宗のお墓です。亡くなった翌年に造営されたそう。
左に書いてある瑞宝殿が伊達政宗のお墓。
右の感仙殿(かんせんでん)は二代目・伊達忠宗の霊屋、善応殿(ぜんのうでん)が三代目・綱宗の霊屋です。ぐるりと回ってみてみましょう!売店や資料館も見たいですね!
イラスト地図は助かります!これで見逃さず、ぐるりと回って来れそう。黒より明るい紫文字のため読みやすいです。
熊が出るとあちこちに書いてありますよ。会いたくないですね。
チケットカウンター&売店が見えて来ました!
瑞鳳殿
門の近くにチケットカウンター&お土産屋さんがあります。
入場料
大人…570円
高校生…410円
小中学生…210円
※団体割あり※2022年調べ
るーぷる仙台の1日乗車券を持っていくと、団体料金適用となり少し安くなります。大人460円。
お土産屋さんもチラ見。
瑞鳳殿の朱印もあります。伊達政宗のデザインは人気のようで、完売。
家紋のグッズや、伊達家関連をモチーフとしたお土産、宮城県のキャラクターのお土産なども。こじんまりとしていますが、品数は多いように感じます。漆塗りの鍋敷きを買いました(*^^*)ここから先は基本的に外の観光です。お手洗いも済ませましょう。
The入口と言った雰囲気のある石碑。チケット確認所は特にはありません。チケットカウンターのすぐ横にこの石碑があります。
文字が沢山。英語の説明もあります。
手水舎
コロナの影響で柄杓は置いてないそう。龍の口から流れ出る水で、直接お清めくださいと書いてあります。
よく見ると、三種類の家紋。
左は細川家の九曜紋ですね。調べると、細川忠興に頼み九曜紋を使わせてもらったとか。真ん中は竹にスズメ。伊達政宗感のある家紋です。青葉祭りで踊られる、すずめおどりの名前と関係があった気がします。右は初めて見ましたが、調べると伊達家で最も古くから使っている家紋のようで鎌倉時代に源頼朝から賜った家紋なんだとか。
瑞鳳殿の下の門(涅槃門)は閉ざされており、脇の朱塗りの門から入ります。
門は戦災で焼失しましたが、その後復元されました。
脇の門をくぐりながらも彫刻に釘付け。人が少なかったのでよく見れました。
煌びやか。日光東照宮を思い出します。
門をくぐると階段。その両側に灯篭が並んでいます。
奉納された石灯籠ですって。片倉小十郎(重長) 寛永14年。う~ん、西暦はわかりませんが寛永と聞くと東京タワーの近くにある愛宕山の石段にまつわる、寛永三馬術の話を思い出します。
古内重広
佐々木元網
津田頼康
石母田宗頼
正直、誰一人として知っている方々は居ません。歴史を感じる灯篭を見て、時の流れを感じたり、昔の姿を思い描いてみたり。
日本語の看板だけでなく、各国音声ガイドも用意されていますよ。さすが定番スポット。
天井の端のあみあみが気になる…⬇
唐門
天井に金箔を張り付けたことから「金唐門」とも称されました。
香炉
ここにも九曜紋。そして小さく様々な紋が入っています。伊達政宗は6つの紋を使い分けていたんだとか。
いよいよ瑞宝殿です!
いや〜〜綺麗!写真で見たり、皆さんのブログを見て知ってはいましたが綺麗ですね!!金ぴかなのはもちろん、鮮やかです。とっても鮮やか。
ここに眠っているんですよね。ここに。歴史に疎い私でも名前を知っている伊達政宗が。ここに…。
カラフル。多分修復したり何たりで、当時のままという訳では無いのでしょう。しかし、修復のおかげで完成当時の姿を取り戻し、昔の方々が目にした色合いを楽しめるのは嬉しいです。
瑞宝殿が完成した当時。その時の方々は何を思ったのでしょうね。一般人は入れず、武士やお偉いさんだけが入れたりとかしたのでしょうか、一般市民も見れたのでしょうか。気になり始めました。
上部の派手な紋は、先ほど手水舎の中央にあった竹にスズメですね。まわりが竹で、真ん中にスズメが2羽います。
瑞宝殿の説明板
建物の両側には塔頭。
なるほど、本殿両脇にあるこの塔は、殉職者の供養塔なんですね。
主君が亡くなられた際に、家臣がその後を追ったんですって。江戸時代までその風習があったそう。
見納めです。
その近くに、見るからに歴史の深そうな瓦を発見。再建する時に外されたと書いてあります。
瑞鳳殿手前にある資料館
内部は撮影禁止です。少し薄暗い感じでした。そんなに広くはありませんが、一番奥にテレビがあり歴史や伊達政宗の事、塗料についての解説などが放送されています。展示としては、釜に残る当時の小判を鏡越しに見たり、骨格をもとに再現したご尊顔を拝んだり。さらっと見たら10分、しっかり目に見ても30分ほど。
まだ雪が残っています。
突然の現代技術(笑)
瑞鳳殿から先に出ると、もう戻って来れないんですって。逆走防止の自動ドア。なるほど、考えましたね!最初に見た階段の分岐点を逆走すれば、無賃で瑞鳳殿を見れちゃいますからね。そんな人はいないと思いますが、この方法は良いと思います。
順路はこっちですよという強いメッセージを感じますね(笑)
ツバキ
戊辰戦争弔魂碑
慰霊碑です。
慰霊碑が一番奥にあり、そこからはUターンのような形。出入口に戻るような雰囲気。熊が出てきそうな山ですね。
妙雲界廟(みょううんかいびょう)
最初に地図を見ながら場所を確認した、2代目&3代目の霊屋に来ました。
コウヤマキ(杉)
どれかわかりませんが、仙台市保存樹木との事で撮影。
瑞宝殿観覧券をお持ちの方は観覧できます。
門をくぐりながら見上げてみました。
しっかりとした梁です。黒×金の相性は良いですね。重厚感が増します。
板碑
2代藩主の霊廟、感仙殿
3代藩主の霊廟、善應殿
どちらも瑞宝殿波に煌びやかですし、豪華絢爛です。ここがラストです。あとは帰路。順路に従うと1周回れるのはありがたいです!迷う心配がありません。
帰りの石段、急勾配につき足元にご注意ください。
書かれている通り結構急な坂です。水はけを良くするためなのか、石と石の間に土の隙間があるので、ご注意を。
そうそう、この翌日に東北地震が起こったんです。震度6だったかな。大きな被害はありませんでしたが、随分揺れて私の家は本棚が倒れたりと、ぐちゃぐちゃになりました。そして今日見た灯篭もいくつか倒れてしまい、見学できない状態に。崩れる前に見れて良かったです。
■瑞鳳殿
■場所…仙台市青葉区霊屋下23-2
ハウステンボスのプロで、国内旅行を沢山されているこうめさんもここに来た時のブログを書いていました!↓
仙台駅東口
るーぷる仙台に乗っていると、仙台駅に着きます。乗り換えせずに観光できるのは楽ですね。
この後は、台湾人の友達オススメの韓国料理屋さんへ向かいます。日本語も英語も話せてとっても優しく、尊敬している友達です(*^^*)私と味覚が似ているのもあって、「好きな味してると思うよ」と勧めてくれました。
こちらは道中、仙台駅で発見した喜久福。アニメは見ていませんがせっかくなので購入。
店舗が多くあちこちで見かけます。
最近流行りのキットカットシリーズ。
このシリーズの日本酒味(赤い箱)が美味しすぎてどハマりしました。最近、見かけることがなくなり悲しいです。この時も無くて買えませんでした。
東口あんぱんなるものを発見。初めて聞きました!
名前がそのまますぎます(笑)仙台駅東口で販売しているあんぱん(笑)断面写真を見た感じ相当分厚いですね!
扶餘(ぷよ)
ヨドバシカメラのある、仙台駅東口から歩いて約5分。店名は漢字ですが韓国料理屋さん。プヨと読みます。
地元感が強く、常連さんが多そうな外観。オススメされなかったら多分来なかった外観。※私が小柄の為、変わった方々(おしりを突き出してくる紳士・お金貸してと行ってくる若者など)に絡まれやすく、常連の酒飲みが多い店は避けています※
中に入ると、若者だけでなくファミリー層もいます。メニューは日本語でも書いてあるので多少読みやすい。前もって料理名を知っておかないと、分からないものもありました。外国旅行気分。
美味しそうなメニューが沢山。
オススメのカムジャタン、そしてビビンバなどを注文。定食のようなセットメニューや、大人数で食べるような鍋料理など幅広くありますよ。
こちらはビビンバ
ビビンバをおかずに白ご飯を食べるデブスタイルです(笑)
カムジャタンはジャガイモと豚の背中の肉煮込み。
カムジャタンという言葉が初耳。メニューを見ても、どんな食べ物か書いていないので、知らないと注文しないですね!教えてくれてありがとう!
真っ赤です。普段辛いのが苦手で、アンパンマンカレー(時々バーモント)を好む私。しかーし!台湾人の友達曰く「日本の辛い料理はべろが痛い。旨みがなくて辛いだけ。良くない。これは辛いけど旨みもあるよ」と。
た、たしかに!辛いのに美味しい。辛いものってべろが痛いだけと思っていたんですよ。
骨が結構多く食べにくいと感じましたが、骨から肉をこそぎ取りながら食べるのが楽しみの1つなんだそう。異国文化に触れた気がします。
2人前でこの量。さすがに満腹です!
開いてすぐは空いていましたよ。しかし開口一番「予約してますか?」と聞かれたことを思うと、人気店のようです。夜が深くなるにつれ、人が増えてきたような印象。外観に対して席数は多いように見えます。
そうそう、プヨは西口にもあるんですよ。仙台駅西口にはアーケードが続いており、お店が集まっており賑やか。ドン・キホーテのところもプヨがあります。チェーン展開していることに驚きました。ぜひオススメです!
■プヨ
■場所(東口)…宮城県仙台市若林区新寺1丁目2-13
■時間…11時~13時50分/17時~23時
久しぶりに、ちゃんと旅行ブログって感じがしますね(*^^*)今後しばらくは、今住んでいる東北ブログが続きます。ホワイトデーで松島に泊まったり、白石市に行ったり。桃の花見や桜の花見と言った、季節に合わせたイベントも行っています。ぜひご覧下さい。
さて、来週水曜日のブログは伊達政宗が植えたと言われる梅の花を見てきました(^^ちょっとしたお散歩ブログです。
また来週お会いしましょう。
以前のるーぷる仙台ブログ⬇
先週のブログ↓
ありんごのTwitter↓
@aringo_travel
https://twitter.com/aringo_travel?s=06
ありんごのインスタ↓↓
a_aringo22
ありんごのRECOTRIP↓
ぷち旅行プランのご依頼↓↓
https://coconala.com/services/650776
読者になるボタンはこちら↓↓↓