ありんご夫婦旅行

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235 4日目前半:10円玉のあの場所へ~宇治エリア~

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2021年Summer

 

7泊8日京都旅行、4日目の最初の行先は宇治エリアです!1日完結型のコースを6つ作っており、天気やその日の気分によって選ぶスタイル。昨日ゆっくりしたので、割と歩くコースでも大丈夫かな〜なんて。

 

スケジュールはこんな感じ。

1日目:天橋立(傘松公園、天橋立ビューランド)、籠神社

2日目:清水寺、二寧坂〜ねねの道、長楽館、八坂神社、祇園、平安神宮

3日目:台風のため京都駅ランチ

【イマココ】4日目:宇治エリア、フランソワ喫茶室、京都御所、京都府庁、Cafe HELLO

5日目:嵐山エリア

6日目:河原町とイノダコーヒー本店

7日目:チロル、二条城、上賀茂神社、賀茂御祖神社(下鴨神社)、六曜社

8日目:滋賀チラッ、松尾大社、大阪咲くやこの花館

 

 

JR宇治駅へ

京都駅からJR宇治駅までは約20分。私の脳内だと1時間くらいかかる気がしていたので、宇治の近さに驚き。

看板が沢山ありますよ。さすが観光地!

⬆JR宇治駅からこの順で回ります。宇治には宇治駅が2個あり、JR宇治駅で降りました。帰りは京阪宇治駅を利用します。どちらも観光のしやすさは同じくらいなので、その前後の観光地からの利便性で考えました。

駅のすぐ外で見つけたドデカ壺!ポストですね!

下を向いて歩こう〜ご当地マンホールなどを発見※ちゃんと前も見ています※

朝早いからから、まだお店は開いていない様子。人も少ないです。

昔って感じの建物も。

やっぱりお茶屋さんが多いですね!平等院鳳凰堂まで歩いています。

町並みを楽しみながらお散歩。移動時間も楽しい。

ご当地自販機も発見。

交差点の角に夢浮橋ひろば。スルーしてしまうところでした。

【源氏物語と宇治  源氏物語は11世紀初めころ作られた長編小説です。作者は藤原彰子に仕えていた女房紫式部であると伝えられています。

物語は全部で54帖(巻)からなります。このうち最後の10帖は、光源氏の息子薫や孫の匂宮と宇治に住む三姉妹との実らぬ恋の物語で、特に「宇治十帖」と呼びます。「橋姫」ではじまり、「夢浮橋」でおわる「宇治十帖」には、朝霧にけむる宇治川の流れが不可欠でした。

「源氏物語」は実話ではありませんが、いつの頃からか、物語の舞台はここであってほしいという人々の思いによって、宇治川周辺に宇治十帖の古跡が作られました。いま古跡を訪ねることで、遠く王朝文学の世界をしのぶことができます。】

後ろからのアングルもパシャリ。

紫式部(978~1016?)

【紫式部は「源氏物語」54帖の作者として知られる女流文学者。ここ宇治川の畔一体に華やかな貴族文化の花が開いた王朝時代に登場した才女とは知られていても、その生涯には謎が多く、生・没年さえ正確にはわかっていない。999年頃藤原宣孝と結ばれたが、宣孝の死後は寡婦生活の日を送り、「源氏物語」の執筆はこの頃から始められたらしい。

やがて今をときめく左大臣藤原道長から、一条天皇の中宮になった娘の彰子の女房として仕えるようにと召し出され、宮仕えの身となる。

「源氏物語」が当時の宮廷社会の実情をリアルに描写し、因果応報の人生観を有する人間性を追求した長編にまとめられているのは、紫式部自身の境遇によるものであろうと思われる。

紫式部には、女房として宮仕えをしていたころの生活を綴った「紫式部日記」(1008秋~1010春)や、歌人としての非凡な才能が知られる「紫式部集」があり、当時の公家のようすを伝える貴重な遺作となっている。

宇治ライオンズクラブ 結成40周年記念事業 2003年12月吉日建立】

その後ろの橋は宇治橋。日本三古橋の1つです。

マンホールなどを見つけるため普段は下を気にしていますが、上にもご当地ものが隠れています。

このライト、昔の籠的なものをイメージしてるのかしら。

平等院鳳凰堂

JR宇治駅から歩くこと約15分。通常は10分程度で着くようですが、観光を兼ねて宇治橋の方から歩いてきたので少し遠回り。

■拝観料※25名以上の団体料金は100円引き※その他割引設定あり※

大人…600円

中高生…400円

小学生…300円

2023年調べ

チケットのデザインはいくつか種類がある模様。パンフレットを見ながら歩きましょう。

朱塗りの立派な門をくぐります。

扇之芝

【治承4年(1180)5月26日源頼政は高倉宮以仁王を奉じて平家討伐の兵を挙げました。しかし宇治川にて平知盛の大軍に追撃され、流れ矢に傷ついた頼政は軍扇を開き「埋もれ木の花咲くこともなかりしに身のなる果てぞ悲しかりける」と辞世の一首を残し、この地で自刃したと伝えられています。(墓所は最勝院境内にあります)】

こちらの芝かな。

藤棚かしら。おっ、藤棚で当たりですね!

 

宇治市名木百選ですって。

わぁ!最初に見えて来たのは横向き!!十円玉のあの姿がどんっと見れると思っていましたよ。

正面に回り込む時間は1分もかかりません。はやる気持をおさえながら回り込みます。しかし、無意識に早歩きになりますね。

これがしたかった…!十円玉の平等院鳳凰堂と、本物を1枚に収めました。

おほりは自然豊か。鳥もいます。

平等院鳳凰堂はもともとは藤原道長の別荘で、受け継いだ息子が寺院に改めたそうです。極楽浄土を表したとか、小耳にはさんだことがあります。

 

明らかにこちらが正面なのに、建物へ渡る橋が見当たらず、ぽかんと湖に浮いている建物。現世と離れた、幽世のものといった雰囲気があり、確かに極楽浄土感がありますね。

↑塗り替えてないあたり、年月を感じられて好きです。

お手洗いもありますよ。

階段を登ってみましょ。

割と急坂。

梵鐘(模造)

【平等院の鐘は「姿(形)の平等院」として日本三銘鐘の1つにあげられます。鐘身にほどこされた装飾が美しいことで有名です。昭和47年、寸分違わぬ姿で復原された2代目です。】

この鐘はつかないでくださいと書かれています。見るだけに留めましょう。

鳥さん。堂々と。

そうそう、この建物(屋根の下)を歩く集団がいたんです。ツアーでもしてたのかしら?調べてみると内部見学ができるんですね!20分毎に各回20名様ずつ。300円ですって。法要や行事等で行っていない日もあるようです。

平等院鳳凰堂を見たあとは、順路に従って歩きましょう。ド○クエっぽい、遺跡探検にでも行くような雰囲気。

【法華堂之路

平安時代の平等院には、境内をめぐるいく筋かの小道があったことが記録にみえます。阿字池の東側を巡る野路、鳳凰堂の南側の高台をめぐる山路がそうです。この山路の1つとして法華堂之路と呼ばれた園路がありました。

法華堂之路は鳳凰堂南翼廊から反橋(そりばし)を渡った対岸から始まる小道で、南に向かってのびていました。途中に頼通が建立した法華堂があったため、この名前が付いたと考えられています。

平成10年に、この位置で法華堂之路の一部が発掘されました。見つかったのは、河原石を並べた階段で、反橋から続くこの路の起点です。法華堂之路はここから斜面を西に登り、そこから南へと続いていたと考えらます。発見された遺跡は地下に保存し、同じ位置に再現標示をしました。 平等院】

館内での写真撮影、スケッチはお断り。とのこと。ここから先は展示施設です。壁一面に浮いてるように展示された仏様もいました。チケットと同じ仏様を探したり。

出口付近にあるお土産屋さんにて、手ぬぐい&お線香を購入。亡くなった人はお線香の香りがご飯と聞いたことがあります。お線香を見つける度に買って、実家へ送っています。

お土産屋さんの出口通路。さて、次の目的地へ向けて進みましょう。

名残惜しい。

ふりかえって、最後までしっかり見ました。

 

■平等院鳳凰堂

■場所…京都府宇治市宇治蓮華116

■時間…8時30分~17時30分(受付終了17時15分)

お土産屋さんや茶房は営業時間が異なります。公式サイトでご確認ください。

 

地図に書き込んだ①平等院鳳凰堂を後に、②宇治神社へ向かいます。橋を渡った向かい岸まで少しお散歩。

宇治さんぽ

この辺を歩いている時に、セミが飛んできたんですよ。避けた!セーフ!と喜んだのも束の間、私のスカートにしがみついているじゃありませんか。

虫が苦手な男性陣。勇気をふりしぼり、自力で振り解きました。周りの人から見られるわ、叫んでしまい恥ずかしいわで早く立ち去りたい。

私のスカートが緑だから、木々と間違えちゃったんですかね。こんがり小麦肌が幹に見えたかしら。

こちらは橘橋。こちらを渡って中洲、橘島へ。

川の真ん中にある中洲が良くわかりますね。

石垣もあり、木々も植えられているりっぱな中洲。

中洲を少し歩き、今度は朱塗りの手すり付きの朝霧橋を渡ります。

おっと、橋の手前になにやら岩。

達筆すぎて読めない…。

平安時代っぽい色合いの橋ですね。名前に朝霧と付きますし、朝来たら良い景色が群れそうですね。

お昼時になりましたがまだ観光客はまばら。単純に人がいないのかな。

橋を渡った先にも石像を発見。先程見つけた、紫式部と同じくらいの大きさです。

地図で見ると宇治十帖の像と書かれています。

ヒカルゲンジって名前のお花があるんですね!

【種…ツバキ

花姿…淡紅地に紅の縦絞りや白覆輪が入る 牡丹咲き、散しべ

花の大きさ…大輪

開花時期…1月~4月

葉形…長楕円形、中形

樹形…立性

宇治市】

あちこちに看板があります。現在地は赤色のところ。

宇治神社

宇治の土地名がそのまま使われた神社。

見るからに歴史が深そう。創建年は不明とのこと。公式サイトに「宇治川対岸に平等院が創建されると鎮守社となった」とありますし、平等院よりも歴史がありそうですね。

手水舎で清めましょう。

コロナの影響でどこもかしこも柄杓なしですね。

ウサギが神使なんですね。

宇治神社を正面に見ました。

【宇治郷の産土神で、古墳時代の皇子菟道稚郎子(ウジノワキイラツコ)が祭神。毎年10月第1日曜日に開催される宇治茶まつりの時、宇治神社の宮司が名水汲み上げの儀から興聖寺まで先導します】

バッチリ御朱印もいただきました。

一緒にいただいた宇治神社の説明。

御祭神 菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)第15代応神天皇の皇子

御由緒 当社は仁徳天皇の創造により離宮八幡宮とも言う。命は天位を皇兄に譲ったが相譲りあいの後、死をもって節を全うした。兄(仁徳天皇)は命の宮居に祠を建て神霊を鎮祭せしめた。

御神徳 宇治の氏神様

幼い頃より聡明にして、百清の王仁や阿直岐について学問の道を極められ、実に我が国文教の祖として、現在においても学業、受験合格の神様として崇められている。

御本殿 鎌倉時代初期の建物で、三間社流造。御神像と共に国の重要文化財となっている。】

 

平等院鳳凰堂から、素敵な景色を見ながら歩くとすぐの場所にあります。せっかく宇治エリアにお立ち寄りの時は、合わせての参拝が良いですね!

■宇治神社

■場所…宇治市宇治山田1

■時間…自由参拝/祈祷16時まで受付

 

宇治上神社

宇治神社から2分程歩きます。読み方は宇治上(うじがみ/うじかみ)神社。

宇治神社と名前が似すぎていますし、近い。調べるともともと2社1体だったそうですよ。分けて呼んだり、合わせての呼び名があったり。

源氏物語 宇治十帖 早蕨(さわらび)

【年改まり、宇治の山荘にも春が来た。今年も山の阿闍梨から、蕨や土筆などが贈られてきた。

中君は亡き攵君や姉君を偲びつつ この春はたれにか見せむ亡き人の かたみにつめる峰の早蕨

と返歌なさった。

2月の上旬、中君は匂宮の二条院へ迎えられ、行先の不安を感じつつも、幸福な日々が続く。

夕霧左大臣は、娘の六君を匂宮にと思っていたので、失望し、薫君にと、内意を伝えたが、大君の面影を追う薫君は、おだやかに辞退した。

春の頃、宇治を思いやる薫君は、二条院に、中君を訪ねては懇ろに語るが、匂宮は2人の仲を、疑い始める。

平成18年10月 (財)宇治市文化財愛護協会】

 

自然と一体化するように立つ、朱塗りの鳥居。

その近くには沢山の説明書き。

宇治七名水の一つ、桐原水

【お茶の町宇治はいたる所に名水が湧きだしていました。その中でも特に有名だったのが「宇治七名水」とよばれた井戸でした。その多くは今は失われています。宇治上神社に湧く桐原水からは今も清水が湧きだし往時をうかがわせます】

 

この橋。きゅっと気が引き締まります。橋の苔むした様子をしっかり眺めて渡りましょう。短いのに存在感抜群です。

お邪魔します。失礼します。といった気持ちになりました。

アルコールスプレーや沢山の注意書き。暑いながらも、しっかりマスクをしてくぐります。

種類が豊富すぎる御朱印。【ごめんなさい。今宮司がいないので紙の御朱印を選んでくださいね】と書かれています。それにしても多い。選び放題ですよ!

御朱印だけでなく、御朱印カバー(小)(大)もあります。

限定とのことで、せっかくならとこのデザインに。夏の真っ青な空を思わせる和紙に、金の文字が浮かんでいます。

【朱印 1日枚数限定500円

夏、すがすがしい朝、天に遍く広がる「紺碧の空」のもと鎌倉時代より唯一現存する日本最古の建築様式を今に伝える「縋破風」の国宝拝殿。その姿は、今、まさに青空に羽ばたかんと両側に翼を広げたかの如くに荘厳にして優美なたたずまいです。

青色は「どこまでも高く広がる空」を水色は「遠くたなびく薄雲」を透とおる色和紙に写しました。先人の様式美、今では再現不可能とまで云われた建築技術を惜しげもなく使われた美しさは筆舌に尽くし難く、夏の紺碧の空にはえ映ります。

紺碧朱印も落款などに使われる「朱砂(辰砂)」を材料にした「本物の印泥」を使っています。】

【清の砂】

桐原水(きりはらすい)

先程、看板に書いてあった宇治七名水の一つですね!【「宇治七名水」の中、現存する唯一の湧き水。御手を清めてご参拝ください】

建物内まで進めます。柄杓もあるので、掬って良さそうな雰囲気。

残念ながら容器を持ち合わせておらず。お口はすすがないでねの注意書き。軽く触れてみました。

随分冷たいです。ここ数日、盆地の京都はとんでもなく暑いのに。さすが湧き水。

大きな岩。すごく目についたので撮っていました。

ぐるりと回りながら参拝。

宇治上神社でいただいたパンフレット。

この3枚、いつものように文字起こししたいところですが、今回のブログは内容が満載。すでに文字数が普段の倍近くになっております。文字が多いと読みにくくなってしまうかなと思い、読みやすいように1枚づつ拡大して撮りました!

【御守りやお札について】

【神社雑学クイズ】

【宇治上神社の不思議】

こちらでご容赦ください。パンフレットのある神社は時折ありますが、こんなにたくさんの種類を用意してくださった場所は初めてです。より一層詳しくなれますね!前知識無しでもこの解説があれば楽しめます。

 

■宇治上神社

■場所…宇治市宇治山田59

■時間…9~16時30分

さわらびの道

多分ここも、さわらびの道…と思われます。この先で看板を見つけたんですよ。どこからスタートかは分かりませんが、ここからずっと1本道を歩いたのでさわらびの道の一部かなぁ。

宇治上神社から、源氏物語ミュージアムへ向かいます。楽しみ〜。結構長尺とってあるので、ゆっくり見て回りたい。

↑この写真、下の部分が白く、ブログ背景と一体化していますね!アップロードの時に驚きました!

ここにもヒカルゲンジ。

大きな石碑も。

そして安定の、足元にも注意しながら歩きます。

のんびりお散歩といった気分。

おっ!さわらびの道の石碑!

宇治観光をする際、主要部を結ぶような位置にあるのであるいてみるのも良いですよ★

源氏物語ミュージアムは、なんと休館日!

うわぁ〜〜ショックが大きい。3人中私だけなんですけどね、楽しみにしていたのでショック。

 

無念な気持ちを抱いたまま駅まで歩きました。

京阪宇治駅

帰りはこちら、京阪宇治駅を使います。こちらの方が、源氏物語ミュージアム寄りにあるんですよ。あと、この後の行き先に行きやすい。

おお、駅内部は遺跡っぽい。石造りですね。

千と千○の神隠しの、エンディングで流れる人の気配のしない絵を思い出しました。

微笑ましい手書きのイラスト。可愛いです。

しっかり水分補給をしましょう!

電車の内装、普段は撮らないんですけどこれは撮りたくなりました!宇治っぽい。

抹茶の色だ!と。宇治駅にいたからそう思ったのかもしれませんが、なんにせよ京都感はありますね。

 

宇治エリアを後に、祇園付近へ移動します。次の目的は喫茶店。そう、この後の喫茶店があるので宇治ではご飯を食べるタイミングが無かったんですよね〜。抹茶食べればよかったと、帰ってから後悔。

 

喫茶店に行ったり、御所・護王神社・府庁・カフェとまだまだ歩きますよ!この後も適宜分割しますが、今回の宇治エリアブログが一番ぎっしりかもしれません。長くなるのはわかった上で、宇治はまとめて書きたかったです。

 

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます!

 

来週の水曜日、またお会いしましょう(*^^*)

 

 

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御朱印ブログ↓

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