2016年3月19日
今回は1泊2日なので投稿を2つに分けています(*^^*)両方とも内容が濃いめです。と言ってもいつも通りですね(笑)
都心でレンタカーを借り群馬県沼田市を目指します。良い天気で運転していて気持ちよいです。青空が続いています。
都心から2時間30分ひたすら車を走らせます。ドライブは好きなので運転している間も旅行の一部。じゃがりこを食べながら音楽を聴きながら、歌いながら都心を離れていきます。
東洋のナイアガラ吹割の滝
最初の目的地は東洋のナイアガラと称される吹割の滝です。
高さ7m、幅30m。奇岩が1.5kmにわたって続く片品渓谷にかかります。NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングにも登場しました。天然記念物および名勝にも指定されています。
名前は河床を割くように水が流れ水しぶきが吹き上がる様子を表しています。歩いていくと地図がありました。吹割渓谷遊歩道案内図
案内図がある観光地は本当に助かります。基本的にあるていど事前に調べては行きますが、実際に行くと周りきれていなかったり近くに穴場があったりするためです。
特に今回は滝を見るだけと思っていましたが、地図を見ると右端に橋が架けられています。行ってみます(`・ω・´)※これが後々の人生をかけた大失敗になることを知る由もない。大量の花粉を浴び、人生初の花粉症になった上、現在(2021も花粉に悩んでいます)※
吹割渓谷の誕生(図解)
吹割滝・千畳敷・浮島などの解説もあります。こうして看板があると、歩きながら理解できるので良いですよね(*^^*)名勝についての説明版です。
書いてある内容はこちら
「吹割渓ならびに吹割瀑は、吹割渓または片品渓谷と呼ばれています。凝灰岩とその侵食地形ならびに渓谷美に着目して、昭和11年12月16日天然記念物および名勝に指定されています。
吹割渓は溶結凝灰岩と呼ばれる岩石からできています。この溶岩は約900万年前に起こった火山噴火に伴って発生した、大火砕流が冷えて固まったものです。その後いろいろの変化がありましたが、この溶結凝灰岩は1万年前後から片品川の流れにより浸食され、現在の吹割渓へと変化してゆきました。
川の中程には溶結凝灰岩の割れ目に沿うように、幅20mほどの溝が数十mに渡って続いています。この溝に向かって三方から河水が流れ落ち独特の滝となっています。滝の落差は最大7mにも達し吹割澤と呼ばれています。
吹割渓はポットホールや河岸段丘などを含めた河川に、特有な地形が観暴できるだけでなく秋の紅葉を中心に個性的な渓谷美を堪能できます。指定地域は約31.8ヘクタールです」
近づくとこんなかんじです。
ちょっと見えにくいですが、画面右下から私の方向にかけて線がひれています。危険なのでこれ以上は立ち入り禁止の目印です。興味津々で近づきたかったのですが死亡事故もあることを事前に調べて知っていたので安全第一。ここまででストップしました。
そしてこちらが東洋のナイアガラ!
画像は1番上の水が流れ落ちている部分です。真ん中から下に向かって落ちていっています。音が地響きのように聞こえ、恐怖心がつのりました。近すぎて滝の感じがあまりわからなかったので少し上からの写真です↓
下に向かって白いスジが伸びています。多少わかりやすいでしょうか。ギリギリまで近づいて写真を撮りました。テンションがあがっています。
近くにある橋を渡りました。
景色はこんな感じです。真下を見ると青々とした池のようになっておりちょっと怖いです。
煙かと思ったら花粉!
渡った先は煙が舞っていました。
…えっ?よく見ると煙ではなさそうです。そして鼻がムズムズしくしゃみが止まらなくなってきました。花粉です!!!これ画面左のもやはすべて花粉です!この白っぽいのもすべて…
この日から花粉症になりました(笑)笑い事ではないですが(2022現在も)橋を渡らなければよかったと後悔しています汗
滝から駐車場への帰り道は、昔懐かしい土産物店が並んでいます。ここで木杖の販売も行われていました。お店の方との会話も楽しかったです。
老神温泉で大蛇と雛祭り
沢山のマイナスイオンを浴びた後は温泉へ向かいます。吹割の滝から車で10分もかからず老神温泉に到着です。泉質は単純温泉。泉温は摂氏40~65。アルカリ性です。肌に対する効能から美人の湯・傷治の湯の異名を持ちます。美人の湯。最高です。
傷治の湯の由来は、後ほど大蛇伝説とともにご紹介いたします片品川沿いに温泉街が広がり宿泊施設は19軒あります。そのすべてにて日帰り入浴が可能です。いろんな場所を楽しめて良いですねぇ(*´罒`*)
パンフレットに「悠久浪漫」の文字と素敵な写真も(*^^*)宿の近く(車1分・240m)では素敵なイベントをしていました。老神温泉ひな祭りです。
2月13日から行われています。2019年も行われていたので毎年なのでしょう(*^^*)
メイン会場のこちら利根観光会館には幅18m×高さ3.8mの特製ひな壇と幅6.7m×高さ3mの15段のひな壇、吊るし雛などが所狭しと飾られています。
利根町観光会館舞台付きホールの客席・通路の階段もにぎやかです。館内が少し暗いためカメラに疎い私はピンボケになってしまいました(汗)
着物を着て写真を撮ることのできるスポットもあります。(無料)
全国各地から集められたお雛様は、表情も着物の柄も様々で見ていて飽きません。小さなかわいらしいお人形も丁寧に飾られています。
小松姫というようです。
説明は
小松姫は本田秀勝の娘で、徳川家康の養女となり真田幸村の兄で、沼田城の初代城主真田信之の夫人となる。聡明にして女傑としても誉高い。頭師は的場健一。埼玉県の「優秀技術者」に選ばれた。職人歴50年の人形頭師。着付はひなの里工房雛人形製作の技法を用い、木胴に豪華な京都西陣織を着つけて製作しました。
と書かれています。有名な武将の名前が沢山出てきて何となくすごそうだなぁと伝わってきました。
下の写真はひな壇が入り組んでいるように撮れました。お気に入りの1枚です。
1番奥の段飾りは実はまだ未完なんです。(2016時)おじちゃんが一生懸命着物の柄を見ながら、同じ柄同士が隣に並ぶように並び変えていました。
近くで見ていて気になったので、少しだけではありますがお手伝いさせていただきました。ちょっとした色の濃淡を見分けたり、柄も様々ある中、同じものを集めたりと目がおかしくなりそうです
大蛇みこし
沢山お話しさせていただいた後には、建物近くにある大蛇みこしを見てきました。
ギネス世界記録に認定された大蛇みこし(108.22m)です。「老神温泉大蛇まつり」で使われるものです。例年5月第2金曜日・土曜日の2日間に渡って行われます。
伝説によると「赤城山の神様の化身という大蛇は、日光男体山の神様が化身となった大ムカデと戦場ヶ原(奥日光)で戦いました。その際傷を負い、片品川の畔で目に刺さった矢を抜きます。矢で岩をつつき温泉を出して傷をいやした」ということです。(赤城と日光二荒山神戦より)
このとき湧いたのが老神温泉です。「追い神」が「老神」に転訛というわけです。(老神温泉の開湯伝説)老神温泉紹介の際に記述しました傷治の湯の名前は、大蛇が傷を癒したことに由来しています。
また伝説には幾つか種類があり・赤城の神様はむかで説・赤城の神様は大蛇説・神戦で赤城の神が勝った説(このとき二荒山の神が流した血で山が赤くなった…とも)・神戦いで赤城の神が負けた説
戦った場所は一貫して日光戦場ヶ原ということや、赤い血で染まった山「赤き山」が「赤城山」になったことは同じです。伝説ですから場所によって伝わり方が違います。そこも面白さの1つです。
古代、毛野国が上毛野・下毛野に分割されたあとも、勢力争いが絶えなかったことからこんな伝説が残されているのだと推測されています。
金龍園
今晩の宿は源泉かけ流しの宿 金龍園。内湯・外湯ともに混浴です。(湯あみの用意あり)
温泉であったまった後は、旅館によく置いてあるパンフレットを漁ったり、クーポンをゲットしたりとのんびりしていました。宿でゆっくりしている際に、ふとセブンイレブンに行きたくなり、行く途中の道路沿いでイルミネーションを発見
大きく「真田丸」と書かれています。そういえば、2016年1月10日から真田丸が放送されていましたね。この頃はどっぷり放送期間中(*^^*)
大河ドラマはあまり、いやほとんど見たことがないのです。歴史がちょっと苦手です。日本史。地理や民族文学系は好きなんですけどね。見分を広げるためにも、必要だなぁとは思います(`・ω・´)
どこから手を付けて良いのかわからないので、おすすめの話や見るポイント等もしあれば、教えて頂けたらと思います!先日、面白い歴史漫画を教えていただいたのでまずはそこから始めてみます!(源義経関係の漫画でした)
そういえばひな祭りのイベントは2019年だと、2月16日~3月31日に行われました。2月16日~3月7日を「こどものひなまつり」、3月11日~3月31日を「女性(おとな)のひなまつり」と題していました。5000体以上のひな人形!とさまざまなメディアでも取り上げられていたそうです。来年の3月ごろお時間があればぜひ(*^^*)
明日は群馬県2日目。ロックハート城なども行きました。是非ご覧ください
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また来週お会いしましょう★
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