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273 親孝行旅行:霧島神宮&白蛇様を祀る霞神社

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2021年autumn

 

 

母と2人旅2日目です。先週のブログにコスモス畑と皇子原公園を載せました。長くなりすぎるため分割。今回は霧島神宮、山神社、霞神社です。

スケジュール

1日目:シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート

【イマココ】2日目:生駒公園、皇子原公園、霧島神宮、山神社、霞神社

子供の頃遊んでいた皇子原公園を後に、霧島神宮へ。車で35分くらい。

霧島神宮

朱塗りの大きな鳥居が目をひきます。

パワースポットととしても有名ですよね。霧島神宮の創建は6世紀中頃。今の社殿は1715年に建立されました。

駐車場に車を停めて階段を登りますよ。と、その前にお面のついた気になる建物を発見。

霧島天狗館の由来

遥かなる昔から神話伝説の息づく霧島、今も霧島神宮には天孫降臨九神の面が秘蔵されています。通常九面と呼ばれ、この地域や日本人の心のよりどころとなっています。

霧島神楽九面太鼓もその中から生まれた文化芸能です。

この館は、古くから人々の生き方考え方を面を通して皆様に鑑賞していただくものです。日本のみならずアジア、アフリカなど世界中の珍しい面も陳列してあります。

心ゆくまでご堪能下さい。  館主】

また時間のある時に来ましょう。

御祭神は瓊瓊杵尊です。

10月下旬とは思えない日差し。今日は特に暑い気がします。

前を歩いている方は半袖です!

段数はこんな感じ。一気に上っちゃいましょう。

人はまばらかな。この辺は日陰になっており涼しいです。

目に入ってきたのはこの看板。顔パネルかと思いきや、普通の看板です。

【坂本龍馬・おりょう新婚旅行記念

今からちょうど130年前、慶応2年(1866年)日本の歴史の大転換期に坂本龍馬と妻おりょうは、薩摩(鹿児島)に訪れています。京都伏見の寺田屋事件(1866年1月31日未明)で幕史に襲われ九死に一生を得た龍馬は、妻おりょうとともに霧島の山深く入り温泉で傷を治しながらその足で霧島山(高千穂)の峯にある天の逆鉾を見ようと妻おりょうと高千穂登山をしています。

姉乙女への手紙によりますと「天の逆鉾」を見て天狗の面に似ていると2人で微笑んだと記されています。下山途中は一面にみやまきりしまが咲きほころび美しい情景であったそうです。 またその足で霧島神宮をお参りし、大きな杉の木もあるが御神殿の建物にも奥深いものがあると感じながらここに1泊しそこから霧島の温泉に戻り4月12日鹿児島へ帰っているようです。

坂本龍馬が鹿児島へ訪れた行程は88日間と示され、現在の新婚旅行とも言われています。このことは龍馬が姉の乙女宛へ送ったと言われる手紙から抜粋し要約したものです。

参考文献(京都国立博物館蔵より) 1996年12月霧島町】

遠くまで見渡せますよ!左の台形のシルエットが桜島。

開聞岳も見えるみたい。

ここからもう少しだけ登ります。だだっぴろい空間。敷地が広いです。

鳥居の先、ちょうど真ん中に拝殿が見えます。

ここからもう少し距離があるはずなのに、迫力満点。

手水舎はこのスタイル。コロナ禍からこのスタイルが主流になりつつありますね。

おっとこちらも手水舎。さきほどの場所は臨時で作られているのかしら。

歴史を感じる龍神様。

禁止事項にドローンのことも書いています。時代に合わせて看板も変わるんですね。

さざれいし。

参拝しましょう。平日にもかかわらずこの行列。

鼻の長い生き物は日光東照宮のガイドさんから聞いて知った、想像の像となんだか似ています。

強い日差しに照らされてより一層発色良くみえますね。造形が細かい。

漢字は読めませんが「明」の漢字の「日」部分が顔のように見えて可愛かったので撮りました。

拝殿向かって左の木に、気になる看板を発見。以前来た時は気が付きませんでした。山神社と書かれています。徒歩3分ですって。

山神社

こちらの方向にあるみたい。

拝殿より静かで、どこか知らない世界に迷い込んでしまいそうな雰囲気。母がいるから行けました。わたしは1人だと少し行きにくいかも。

木漏れ日。鬱蒼と茂っている訳ではなく、綺麗な雰囲気です。

鳥居を見つけました。

一礼してくぐります。

御祭神はオオヤマツミノカミ。私の大好きなコノハナサクヤヒメのお父様です。霧島神宮に祀られているニニギノミコトの奥さんのお父様。

石の祠。人の気配がないからか、なんだか少し背筋がぞわぞわ。山に見られている、といいますか。ソワソワぞわぞわ。

高千穂の天安河原のように石が積まれています。

沢山の木札が吊るされていますよ。

あちゃ~ここには人がいませんし、霧島神宮の社務所で売っていたのかな、と残念に思っていると。

ありました!割札というそうで、願い事と氏名を書きます。半分に割り片方はここに吊るし、片方は持ち帰るんだそう。せっかくなので割札をしてみましょう。

母と私で1つずつ。割目がついているため簡単に割れます。母は車のミラーのところにつけるそう。

【おたけみち】と書かれています。調べるとここは古道で、高千穂峰のふもとまで続いているそう。坂本龍馬はここを歩いたのでしょうか。

さぁ、霧島神宮に戻ってきて御朱印をいただきますよ。せっかくなのでアマビエセットにしました。

書いていただいている間に境内を散策。こちらは御神木です。【霧島杉とも呼ばれ、南九州一帯の杉の祖先とも言われている】

写真だと伝わりにくいですが、どっしりとしており生命力を感じます。

霧島七不思議 ・蒔かずの種・夜中の神楽   ・亀石・風穴・御手洗川・両渡川・文字石】さっき山神社に行ったのに・・・!山神社の方向に蒔かずの種と夜中の神楽がありますよ!というか夜中の神楽??えっ?七不思議というか怪談?急に聞こえてくるのでしょうか。さすがに真夜中にここに来るのは怖いので私は無理ですが、どなたか雪のある方は是非。

【九面どん】それぞれのお面の説明書きです。とっても可愛い!このパンフレットがあったら買いたいくらいに可愛いです!性格もそれぞれなんですね。

即決。このお面に惹かれました。⑤く~たんです。【真ん中に居たい。目立ちたがり。アカショウビンのものまねが得意】

御朱印は2種類。霧島神宮と山神社。

バッチリアマビエさんも。

売店へ向かいましょう。

霧島のパンフレットがいくつかあります。気になるものを頂いてきました。

霧島神宮誌は売店にて購入。

結構分厚いです。ここでしか買えませんし、せっかく来たなら欲しいですよね。

招霊木(おがたまのき)

大好きな焼きドーナツも大量買い!これが美味しいんですよ。15年くらい前に、部活の差し入れで誰かの親が買ってきてくれて知りました。初めて食べた時からとりこです(*^^*)

駐車場に来ていたキッチンカー。そういえばお昼ご飯を食べていないね、と軽く食べることにしました。

【カフェとお食事

焼きたてホットサンド400円~ ごろっとじゃが芋ポテサラ とろーりチーズハム スパムエッグ ハムエッグ

限定15食のみサラダ・スープセット各150円 とうがんとベーコンのスープ きゅうりとこうの中華サラダ】

【豊水梨のシャーベット&アイスクリーム ミニパフェ420円】

中で作っているのも見えます。写真撮影&掲載許可いただきました。

Instagram▶ととろのかさ(totoronokasa)

totoronokasa.blog.jp

豊水梨のシャーベットと、ホットサンドを購入。どちらも美味しいです!

車内で食べているとどんどん溶ける。それもそのはず30℃!本当に10月下旬かしら。南九州は暖かい時期が長いですね。

■霧島神宮

■場所…鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

■時間…参拝自由。授与所8~17時。

県境にある霧島神宮を後に、霞神社へ向かいます。宮崎県へ突入!

御池と高千穂峰

御池から見える高千穂峰。県北にある高千穂町とは異なります。こちらは都城市にある高千穂峰。名前が同じだからと日程を組むと、宮崎県を縦断することになるためご注意を。

台風の影響で崩れた道。まだ工事中です。

先程見えていた山。ちょっとした駐車場に停めました。

霧島山最大の火口湖

御池は約4600年前に起こった噴火の火口に地下水がたまってできたもので、直径1km、周囲4.3km、水深103mの霧島山で最も大きく深い火口湖です。御池のまわりを囲む火口壁は約30mの急な崖になっています。この御池の噴火は、知られている霧島山の噴火の中では最大のものです。噴火にともなって噴出した軽石は、「御池ボラ」とも呼ばれ、高原町はもとより20km以上離れた都城市の中心部にも1mほどの厚さで堆積しています。

御池には松港、皇子港、劔崎港、刈茅港、柳港、護摩壇港の7港があります。現在、ボート乗り場がある皇子港は、初代天皇の神武天皇が幼少の頃、水辺で遊んだという伝説からその名が付けられたと言われています。

また、御池には神龍伝説も残っています。「三国名勝図会」(1843年)には、霧島山岳信仰の基盤を作った性空上人(910年~1007年)が、御池のほとりで修行中に九頭の神龍が現れ上人に宝珠を渡したとの記述があります。】

【レンタルサイクル ミッシー】もしかしてネス湖のネッシーならぬ、みいけのミッシー!?

霞神社

母が子供の頃、祖父に連れてきてもらった思い出の場所なんだとか。

駐車場に停めたら階段をのぼります。今日は沢山階段を登る日。朝は皇子原公園の階段も上っていますよ。

霞神社(白蛇様)由来

当地より、南西の位置に聳える霧島連山は、往古から、山岳信仰の一大中心地として、多くの人々の心をとらえてまいりました。

霧島連山に鎮座する当神社の由来を示す歴史的な遺物として確認できるものが、境内にはいくつかあります。

文化12年の年号が刻まれた石灯籠等数基が、島津家25代重豪公のお取立てにより、当神社に奉献されております。

』とは、修行道の縄張りを意味する言葉であることから、かつての六所権現参りを行う前に、修験者たちが当地に詣で、白蛇様の棲息する山頂岩座を依代にして、修行の無事と世の安泰を祈願いたしました。

白蛇様との出会いを求めて、石厳の縫隙(割れ目)に目をやる修験者たちの往古の姿が尊くも厳かに思い偲ばれます。

太古の昔より、当地山頂岩座に棲息するこの白蛇様は、現在もなお、遠近を問わず、多くの参詣人の心を惹きつけてやみません。

五色の蛇と伝わる、この全長30cm程度の大変小さな蛇が、白蛇様と呼ばれる理由は、保護色であるために、いくつもの体色を有し、特に、岩肌の白色に反応し、白い姿を我々の前に現すことがあるからであります。

俗に云う青大将の白化したものとは、全く、種類の異なるものであります。

当神社の白蛇様に関しては、江戸期天保14年 (西暦1843年)に刊行された文献『三国名勝図会』に、図入りで次のように紹介されております。 霞神社社務所】

三国名勝図会って、先ほど訪れた御池の看板にも書かれていましたね。図書館に行けばあるのでしょうか。気になってきました。

車いすでも参拝できるようにスロープもあるそうです。それにしても結構上る。後日知りましたが景色が良いため「天空の神社」なんて呼ばれたり、景色を楽しむために参拝する人もいるんだとか。

ひゃ〜すでに景色が良い!

階段が結構続くので、歩きやすい靴がおすすめ。本参道は700段ほどあるそうです。

長い階段にずっと柵があるので、下りと上りで分けるくらい混雑するということなのでしょうか。それとも登りやすいように手すりを付けただけなのかしら。

御祭神は大己貴命、少彦名命、保食命の3柱です。

母は昔白蛇を見たとか何とか。洞窟の奥を除くと白蛇がいたとか何とか。「白蛇おるとよ!見せちゃるわ!」と張り切っています。

ここが山頂なんだとか。右下の絵が分かりやすいですね。

【参拝者の皆様へ

霞神社参道入り口横の「白龍神社」を名乗る建物は、霞神社とは一切関係がありません。又、同建物内で見せている白い蛇は霞神社由来の白蛇様とは全く関係なく種類の異なるものであります 霞神社社務所】

おや?なにやら穏やかではありませんね。先ほどの看板にも青大将の白いのとは異なり、霞神社の白蛇様は保護色が~と書かれていました。種類の違う白蛇様をお祀りしている神社がすぐそこにあるんですね。これは知っておかないと、名前的に白龍神社に蛇を見に行きかねません。大事な看板。

龍が1体ではなく、対になっておりなんだか豪華な手水舎。

白蛇様はいらっしゃるかな。わくわく。参拝後は神殿裏へ行きましょう。

初めて見る紋です。調べると二重亀甲剣花菱というそうで、出雲大社もこの紋なんだとか。

感染対策。

手前の石は百度石。霞神社の説明。

香炉があります。香炉ってお寺さんにあるイメージでした。神社にもあるんですね。

霞神社の白蛇様のことについて書かれた記事です。光の当たり方で白や銀にみえるんですね。

絵馬にも白蛇様。

拝殿の右脇からもっと奥へ行きましょう。

先を急ぐ母。この奥に居るはずなのよ、と。

【馬頭観音(牛馬の神様)】

階段を上った甲斐がありました!景色が綺麗です。

遠くまでよく見渡せますよ。景色を見るために登る気持ちがわかります。

【展望 休憩所】せっかくここまで来たなら行かなきゃ。

ちょっとした休憩スペース。

こういうところでのんびりできるからいいですね。九州はクマがいないので安心(*^^*)今住んでいる東北だと、山の中でのんびりしたくないです⋯。割とクマの目撃例が多いんですよ。とはいえ九州は九州でサル、イノシシが多いため警戒は必要です。

母「昔この辺りで見たはずなんだけど」と。聞くと40年以上昔のことらしいです。記憶違いだったかしら。

【岩穴内の写真撮影禁止】ありました!!!きっとここが白蛇様のいらっしゃる岩窟です!よーく見ましたが私も母もわからず。う~ん今はお留守なのかしら。それとも心の綺麗な人の前にしか姿を現してくださらないのでしょうか。お会いできませんでした。

【危険(あぶない)モノレール敷地へ立入を禁止致します 霞神社】動いていたら乗ってみたかった。

さぁて下ります!上りはひぃひぃ言っていましたが、下りは一瞬。

ばっちり御朱印をいただきました。もしまた次来ることがあれば、白蛇様リベンジチャレンジします!

■霞神社

■場所…宮崎県西諸県郡高原町後川内1553

■時間…8時30分~17時(各1日のみ6時~17時)

 

これにて親孝行旅行編は終了です!3週に渡ってお送りしてまいりました。初めての旅行。私も母も感謝の言葉も何も口にしませんでしたが、いつもと違う雰囲気でしたよ。普段遠出する時に私は助手席で歌ったり、外を見ていたり。しかし今回は思い出話をして盛り上がりました。

急にありがとうなんて言っても言われても、なんだかむず痒いですし。感謝の言葉を口にするのは、結婚式でも挙げた時にしましょう。

 

さて来週水曜日のブログは義母宅へおでかけ編です。仕事の関係で日南市にいらっしゃるので、なんだか旅行気分。慌てて空港へ向かい宮崎を後にしました。あっという間の宮崎滞在。ラストもお楽しみください!

 

また来週お会いしましょう★

 

来週のブログ↓

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先週のブログ↓

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