2016年7月10日
新緑の美しい季節になりました。本日ブログの更新日が2019年7月10日。ブログの内容は2016年7月10日。面白いことに偶然同じ日付です。
丁度3年前。昨年のように感じます。最近(2016年当時)に仕事関係で千葉へ度々上陸し、プライベートでも満喫したいなぁと思ったのが千葉県ドライブのきっかけです!観光時間と移動時間を考えるとアクアラインから御宿までが限界でした。
鋸山ロープウェイ
品川駅でレンタカーを借り、首都高速道路を使用。千葉県木更津市まで海の中のながーーーい道路アクアラインを使用します。品川駅をでてから30分もすると千葉県木更津に上陸っ!アクアラインとっても便利です。最初の目的地鋸山ロープウェイまでは更に30分程。トータル1時間もあれば到着です。鋸山の詳細については画像とセットでご案内します☆
営業時間
2月16日~11月15日 9時~17時//11月16日~2月15日 9時~16時
※夏季は営業時間延長※元旦は5:30~※片道約4分(混雑時5~10分間隔運転)※最終は山頂17時
料金
大人(12歳以上)片道500円往復930円 子供(6歳以上)片道250円往復450円 ワンちゃん片道100円(10kg以下の小型犬)※団体割・特殊割の料金設定あり
公式ホームページにも記載がありますが、団体の定義・荒天の際運転停止などその他諸々ございます。HPの確認をお願いします。
往復チケットを購入しました。ロープウェイに乗る際のふもとの売店でチケットのケースがありましたよ。こんな感じでキーホルダーになります。中に入っているピンクの台紙には願い事を書くことができ、お守りのように持ち歩けます。
デザインがかわいらしく、サイズ感もちょうどよかったので購入!チケット購入後10分も待たずに乗れました。
鋸山とは
高さは329m。全国的に考えるとさほど高い山ではありませんが、高い山の少ない千葉県では高い部類です。房総三山と呼ばれ高い順に、鹿野山(かのうざん)379m 清澄山(きよすみやま)377m 鋸山(のこぎりやま)329m鋸山もランクインしています。
断崖絶壁のようになっています。これが鋸山(のこぎりやま)の名前の由来です。のこぎりのようにぎざぎざとした山の形…。
自然現象ではありません。人の手によって今の形になりました。石材の産地で江戸の頃から良石採石が盛んでした。その結果が今の断崖絶壁。人の手って恐ろしいですね。山の形もどんどん変えてしまうのですから。ちなみに石切跡は今も残っています。
ギザギザしているから鋸山と聞きましたし先ほど書きましたが、気になって調べたところ石切が行われた江戸時代よりも昔、室町時代(1486年)の文献から「鋸山」のワードも出てきたようです。
今でこそ側面のギザギザが目立ちますが、遠目から見ると山の形自体が横に伸びていて山頂に起伏があります。きっと昔はその形をみてのこぎりと名付けたのでしょう。室町時代からそう呼ばれ、その後江戸時代に石切が行われ、今のようなギザギザとしたTHEのこぎり!の形になったようです。
ロープウェイを降り進むと切り出された石の展示。種類も様々あり、説明文や重量なども丁寧に細かく書かれています。
道なりに外に出ると展望台があります。お金を入れたら使えるタイプの望遠鏡もセットされていました。
青い海、青い空、砂浜もずーっと眺められます。近くには漫画の吹き出しのような看板もありますよ。
さぁいよいよ山登りっ!といってもロープウェイで来ましたので、地獄のぞきまでの少しの区間のぼっていきます。地獄のぞきの方向に行くとねこちゃんが沢山いました!
ごろごろしています。
しゃがんで見ていると私のおしりにふわっとした物体が…!おしりのポケットに入れていたスマホのキーホルダーに、ネコちゃんがじゃれて来ました。可愛いっ!ほかのネコちゃんは寝ているのに元気なネコちゃん…。ちょっと遊びました。
スマホのストラップ(お守りと、さやえんどう)。 キーホルダーを捕まえた一瞬を撮っていました!(食べると危ないので捕りそうな瞬間に引き離しますよ)。沢山遊んで地獄のぞきまでは、予想していたよりも近かったです。
画面右の出っ張った部分で記念写真を撮っている方がいます。そこに立って下を覗くと下はえぐれているため、地面は見えずスリルがあります。
足場が悪く柵に捕まらないと危ない。元気でやんちゃな子供たちは、写真真ん中のくぼみを器用に使い駆け上っていました。
柵はしっかりしていて安心です。遠くの景色も見え素敵な写真になりました写真を撮ってくださったのは私の後ろに並んでいた方。私も、前にいた方を撮りました。皆さんの協力プレーです。
写真はロープウェイからの景色ですが、同じような見え方でした!写真を撮った所で下の写真も撮りたい&もう少し堪能したかったのですが沢山観光客もいますし…。
写真を撮る前にちらっと見て、撮っていただいた後カメラを受け取った流れで退散。同じようにゆっくり眺めたかった方も多かったのか、数人は写真を撮った後にもう一度並んでのぞいていましたよ。
日本寺
この後は日本寺に向けてひたすら階段を進んでいきます。ひたすら・・・。
人工の階段にツタの這う様子は、ジブリアニメのラピュタの世界を思わせます。遺跡探検のようで楽しいです。と、楽しいという気分でいられるのはこの辺りまで…。ひたすらに下りの階段が続きます。時間にするとすでに15分程。(下りでこの時間です)いろんな上り口がありますが、今回はロープウェイで来たので一番遠い「西口管理所」を使用。時間もかかりました。
次に近いのが「大仏口管理所」。一番近いのが山の麓にある「東口管理所」それぞれの管理所に駐車場があります。車で移動すればよかったかな~。でもまぁ、歩いたからこそ景色が堪能できたと思えば楽しく感じる・・・はず?
まだまだ下ります。先が見えないのが一番の不安要素。どこまで続くのだろうと不安になりすぎた為、中盤に差し掛かった際に調べました。
公式ホームページには登りの時間がかかれていました。登り(大仏~西口管理所)帰り道は私の使用した入り口まで30~40分。下りは大体半分?20分くらいでしょうか。・・・見なきゃよかった。(笑)
ここまで来たので前に進むのみ!まぁ大体の目安もわかったので行きましょう!(笑)なんで所要時間を見ていなかったって…?本来ドライブ目的なのになんで来たかって…?
理由は1つ。「大仏」の看板をみつけてしまったので!(笑)あっ大仏を見に行けるんだ?と思いふらっと来ました日本寺。当初の予定は地獄のぞきだけでしたが、寄り道も旅の醍醐味ですよ~。なかなか来る場所でもないですし。
今回は予想外に距離があるというハプニングもありますが。まぁ楽しいので良しとしましょう!途中からはしりとりをしたり、グリコのじゃんけんゲームをしながら気分を紛らわせて進みます。
総高さ31.5m!鎌倉の大仏が13.35m(台座込)奈良の大仏が18.3m(台座込)…と考えると大きいですね!10階建てのマンションに相当する高さ。
さっきまでひたすら森の中を歩いていたので、急に景色が開けて大仏を見た瞬間(おおっ…。)と後ずさりしました。写真だと手前の男性の効果もあって、遠近法的になんだかそんなに大きく感じませんが、実際は男性から大仏まで若干距離があります。
看板の内容
薬師瑠璃光如来
この大仏さまは宇宙全体が蓮華蔵世界の浄土であることを現し、人々の本性の限りない解脱自由と世界平万世太平の大象徴であります。
原型は天明3年に名工大野勘五郎英令を棟梁として彫刻完成されましたが、惜しくも江戸時代の末期に自然の風蝕と岩石の亀裂によって著しく崩壊し、その後荒廃にまかされておりました。
昭和40年、二紀会審査員(故)八柳恭次氏の指導を受けて復元工事に着手し、昭和44年6月に現在のお姿に彫刻再現されました。名実ともに日本最大の磨崖仏であります。
お参りをして木陰で一休み。隣に駐車場があったので良し戻ろうかと勘違いしていました。そういえば私が停めたのはここじゃない。さっき果てしなく降りた階段をのぼらなきゃいけないんです。このあとあの階段をひたすら登り、ロープウェイをつかって駐車場に戻ります。
力尽きてしまい写真がありません(笑)大幅に時間を使いましたが、まだここからドライブがあります。気合を入れて音楽を聴きながらのドライブ。運転中はカメラを使えないので割愛させていただきます。
館山夕日桟橋
途中で運転をしながらなにやら海に伸びる橋を見つけたので車を停めてみました。
渚の駅たてやま・渚の博物館の駐車場に止めます。まっすぐ伸びる橋は500m。桟橋形式としては日本最長です。桟橋の正式名称は館山港多目的観光桟橋です。なるほど。釣りをしている人や、モーターボート?を眺める観光客、地元の方が談笑されていたりと過ごし方は様々です。
私も心地よい海風を浴びながらぼーっと沖を眺めていました。こんなことしている場合じゃ…ない(笑)!実は今回のドライブ、最後の目的地「御宿」に夕方に着かなきゃいけないんです。我に返った私はどんどん車を走らせました。(法定速度で☆) 海沿いを走ること1時間30分。ついに来ました。御宿!(おんじゅく)
御宿・月の砂漠
月の砂漠記念公園(砂浜)。全長2kmも白浜が続きます。
童謡「月の砂漠」の舞台になったともいわれ、歌に登場する王子と姫の銅像が砂浜にたてられています。付近にはヤシの木も植えられ異国情緒が感じられます。
童謡は有名なのでご存知の方も多いかもしれませんが歌詞を↓↓
「月の砂漠をはるばると 旅のラクダが行きました 金と銀とのくら置いて 二つ並んで行きました」
「金のくらには銀のかめ 銀のくらには金のかめ 二つのかめはそれぞれに ひもで結んでありました」
「先のくらには王子さま あとのくらにはお姫様 乗った二人はおそろいの 白い上着を着てました」 3番で王子さまとお姫様が登場です
「ひろい砂漠をひとすじに 二人はどこへいくのでしょう おぼろにけぶる月の夜を 対のラクダはとぼとぼと 砂丘を越えていきました だまって越えていきました」
月の砂漠記念館が近くにあり、作詞者加藤まさをさんの資料や作品が展示されています。世界観が素敵です。是非‼
最終降車箇所のここが目的と言いましたがこの像ではなく・・・・この景色です!!!!
最高のロケーション。夕暮れ時の砂浜はきっと綺麗だろうなぁと楽しみにしていました。この景色が見たかったんです。間に合ってよかった…。ここは駐車場もあり、時期になると海水浴客で賑わいます。泳ぎに行くのも良いかと思います。近くには宿泊施設も幾つかありますよ。
夕日も見て満足したのでこのまま品川に帰りました。行きにも通ったアクアラインが大渋滞するというハプニングもありましたが。(基本的に込みます)(ほんとにとんでもなく混みます)空いていれば千葉県を横断し、2時間ほどで品川まで戻れます。アクアライン様様です。
結構長いブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださった猛者たちはどのくらいいらっしゃいますでしょうか…。読んでくださった方ありがとうございます。途中であきらめてとりあえず最後まできた方、次回から文字数も調整しますのでこれに懲りずまた宜しくお願いします!
次回は六本木ヒルズ森タワーで行われたジブリ展です。↓
写真禁止場所も多いので短めになるかと思います。ネコバスに乗ったりと楽しんできました。では、また次週水曜日にお会いしましょう(*^^*)
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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